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『野宿入門 ちょっと自由になる生き方 』



『野宿入門』は、あの手この手で、あれやこれやと、「野宿をおすすめしよう」としている本です。
なぜおすすめするかというと、「あなたが野宿をすると、きっといいことがあるのではないか」と、わたしは思うからです。誰にいいことがあるのか。それは、わたしに、ある。
体感として、野宿を一度でもしたことのあるひとは、したことのないひとより、野宿をしているひとに、ちょっとやさしい。親近感がわくのか、なんとなく暖かい目で見てくれるような気がするのです。
すると、好んで野宿旅行をしたり、酔っ払うと家に帰るのが面倒くさくなってその辺でごろんと寝ちゃいたくなるわたしには、とても助かる。多くのひとがどんなものかと野宿をしてみて、野宿をしているひとに理解を示してくれるようになると、とっても助かるわけです。
などと書いていくと、これはもー、じぶんのことしか考えていないようで、よくない。
 
なので、話を変えたいと思います。
 
ええっと、これまで、わたしは「野宿に特化したハウツー本」というものを読んだことがなかった。ので、そういうものを書いてみたいと思いました。
それで、書き始めた。いちおう、なんらかの野宿のコツを、スバラシイ野宿のやりかたを、みなさまに、お教えしよう、なんて、考えたのです。生意気です。
でも、書こうとしたら、そんなにたくさんコツを知っているわけでもないし、なにより、書いてゆくうちに、そういうことを書こうとすることが、めんどうくさくなった。なんて書いていくと、今度は、ぜんぜんやる気がなさそうで、よくない。
 
ので、言葉を替えたい。だから、替えます。
 
ええっと、教えられたって、教えられその通りやってみたって、ツマラナイのではないか、と、思いました。
やっぱり、なんでも自分で考えて、好きにやってみたほうが、面白いのではないか。
だから、あんまりためになることを書くのはやめることにしました(けっして、書けなかったからではないのです!)。それで、わたしは野宿が好きだ、というようなことも書くことにしました。すると、どんどんどんどんぐだぐだしてきて、なんだかよく判らない本になりました。
 
とはいえ、もしかして、読んでくださったら、もうちょっとはきはきした本かもしれませんし、役に立つことも書いてあるかもしれません。わたしには判らなくとも、あなたには判る本かもしれない。
だからぜひとも、読んで、いや、読まなくてもいいので、どうかどうか、買ってください。
あなたが買ってくださると、とってもいいことがあるのです(わたしに)。
できれば、模索舎さんで買ってください(わたしだけでなく、模索舎さんにもいいことがあって、わたしが嬉しいのです)。
というわけで、人助けだとおもって、どうかどうか、『野宿入門』を、宜しくお願いいたします。
(かとうちあき)
 


野宿入門 ちょっと自由になる生き方

不況でも、雨の日でも、いくつになっても…寝袋ひとつあれば、生きられる。そう思えば、今よりちょっとだけ強く生きていける、かも?//目次:1. 野宿のはじまり/2.野宿グッツ/3.積極的野宿のススメ/4.その先の一歩/5.野宿の疑問、こんなときあんなとき

[2010年10月/B6/223頁/¥1,050] 著=かとうちあき 発行=草思社

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