Voice Of Mosakusha Online

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2010年1月アーカイブ

「farewell vol.6」店頭にて配布しています

フリーペーパー「farewell vol.6」が模索舎に届きました。

ferewellさんのサイト(http://farewell.tank.jp/)よりvol.6の内容です。

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特集「LIVE」  ‐リアルでも、フェイクでもない、ライブについて。

「ライブテープ  前野健太×松江哲明×やけのはら」
映画『ライブテープ』上映によせて、松江監督と前野健太、さらにDJとして日々精力的な活動を続けるやけのはらを加えた鼎談。

「Gellers (is back)」
いよいよゲラーズが帰ってくる。「ライブ」をキーワードに活動休止中の話を紐解き、再始動に向けて意気込みと展望を解き明かす。待望の全員インタビュー!

「〜ライブ現場の裾野から〜」
東西のライブハウスへのアンケートと、円盤店主・田口史人氏と七針店主・林谷英昭氏の対談により、10年代のライブとライブハウスの行方を占います。

「Maltine Records」
Web上に存在するレーベル、Maltine Records。主宰するTomad氏のインタビューと作品のレビュー、コラムを掲載。ライブはもはや生の感覚に留まらない!

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レジ前に置いてありますので興味を持たれた方は是非!

ことしから早稲田大学文学部キャンパス前にある『あかね』にて、『模索舎展示即売会』を月イチぐらいでやるつもです。今年第一弾には赤木智弘氏がいらっしゃいます。


日時:2010年2月26日(火)
場所:あかね 新宿区西早稲田2−1−17酒井ビル1F(地下鉄東西線下車徒歩3分)
 tel:03−5292−1877


 男性向けエロ本のライターとして、風俗店に潜入する。男たちの欲望に合わせて作られた場所は、「むだ」としか思えないものばかりだった。女として驚きつつも、男性誌には「エッチな所に行って、ムラムラしちゃいました☆」と書かなければならない。
「むだ」にびっくりした私の「びっくり」は、その場で「むだ」になっていく──男性誌に書けない「むだにびっくり」した部分をまとめたミニコミです。

  エロ本で男の人が嬉しがるような記事や漫画を描く仕事をしていると、自分の中の「女の部分」がムクムクと沸いてきます。男性がエロ本の中で望む女性像は、実際にはいないから。いつも仕事の記事とは別に、本当に思ったことを中心にしたレポートをwebの日記にアップしていました。
 それをまとめて自費出版したいな、と考えるようになったのがミニコミを作ったきっかけです。周りにミニコミを作っている人が多かったので、自分もいつか作りたいと思っていました。だけど、「自費で本を出版するなんてそんなカッコ悪いことできるか!」とも思っていました。自分が自費出版するなら、キヨシローみたいにたくさんヒットCDを出した上で、"世の中バカばっかりだから、自費ででも出してやる"みたいな感じで作りたい、という理想がありました。
 だけど私は、一冊も単行本を出せていない漫画家なので、そういう形式を待つとすると、一生なさそうでした。「出そうかなぁ〜、でもなぁ〜」と思っているうちに、2〜3年が経過してしまい、記事がどんどん古くなっていくのがヤバイ、という焦りだけで本にまとめました。
 結局自分で作ることになったんだけど、「むだにびっくり」のおかげでいろいろな人に出会え、早くやっときゃよかったと思います。ほんと、へんなプライドっていらねえなと思います。
 
 でも、エロ本の仕事を始めたときも、そんな感じでした。私は20歳のときに漫画家デビューしたのですが、5年間漫画を描けませんでした。エロ本の仕事ならすぐもらえるらしいという話はよく聞いていたけど、24歳までの私は「エロ本の漫画なんて、漫画家の仕事じゃない」と、鼻で笑ってました。スタイリッシュでマルチな漫画家を目指していたのです。実際はかけもちで3つのバイト(役所事務や飲食店)をやってて、漫画は1ページも描いていませんでした。なのに、さも多忙な漫画家生活をしているかのようなブログをつけたり、バイト先で芸能人の悪口を語り合ったりな、ステキな毎日を過ごしていました。
 そんなとき始めた清掃のアルバイトの衝撃が私を変えました。時給1200円なのでオイシイと思ったのですが、実際は5000円分くらいの過酷な労働を半額以下でやらなければならないバイトでした。過酷すぎて、初日の1時間もしないうちにクチビルがマ紫色になって、立っていられなくなりました。貧血だったと思います。清掃員のユニフォーム姿で、副都心の最先端オフィスの床にうずくまっている自分。そのとき、なんでもいいから雑誌の仕事をしようと思いました。ネットで見つけたエロ本のイラストレーター募集に応募して、仕事を始めました。
 絶対エロ本の仕事をしたくない、とは思ってなかったのです。むしろ、危険な場所に潜入取材する女の人に憧れていたし、下ネタも大好きでした。やりたかったけど、やりたくなかった。どういうことかというと、有名なポジションにいる状態で「潜入ルポ漫画を依頼されてしぶしぶやる」というのが理想だったんです。当たり前だけど誰にも頼まれないので、自分からやることになったのでした。            

 欲望にはA面とB面があるように思います。A面は「完璧に理想的」な状態、B面は「頼まれたらやってもいいけど」な状態。どっちもすごく気になっているんだけど、B面に対してはなぜか上から目線な感じ。私にとっては「スタイリッシュでマルチな漫画家になる」がA面で、「エロ本とミニコミ」がB面でした。周りから見ると、A面とB面の違いが分からなかったり、どうでもいいことだったりするけど、本人にとっては、A面にケリをつけてB面へ飛び込むというのは、かなり大変なことだったりする。
 
 一般的に男性が持つ性の欲望も、A面(理想・幻想)とB面(現実)があると思います。A面は「恥ずかしがってるけど、本当はエッチなかわいくて若い女の子とちちくりあってみたい」、B面は「現実世界の女性との現実の性交渉」。A面は全面的に男性側に苦しみはありません。B面は妥協や我慢、金銭などが付属してきます。
 風俗サービスは、AとBの間をとった空間ではないかと思います。
 だけど男性向けエロ本には、A面の女しか登場しないのです。だから、エロ本を読んでると、そこにB面である現実の女の生態や本音を並べてやりたい欲望が、猛烈に沸いてくるのです。実際には無理ですので、「むだにびっくり」という形で発表することにしました。この「並べてやりたい」は、私にとってA面の欲望です。

 「むだにびっくり」シリーズはあといくつかまとめたいことがあり、多分今後も新刊を出すと思うので、その際はよろしくお願いいたします。(著者・田房永子)

mudani.jpg



HPからtwitterに新着入荷情報が

入るようにしたんですよー!
すごいよ、びっくりさ。



オフノート関連イベント

1月21日〜24日に「人形演劇・銀河鉄道の夜」を。続く26日から31日に「人
形演劇祭inochi」を。調布市立せんがわ劇場にて公演開催いたします。

 立ち上げの初めから、情宣、集客の難しさは覚悟されて始まった企画でありますが、
案の定、チケット券売が伸びているのは「市民」サービスとして組まれた子供向け人
形劇団だけ。それ見たことか、という声がすでに降りかかってきています。
集客が難しい事など、何十年も身をもって知っており、そんなことは覚悟の上で始め
た事です。
だからこそ集客動員出来ずに敗退する前に、もう一踏ん張り努力したいと思います。

 我が国には、沢山の人形劇祭が各地でありますが、どれもが人形劇=子供向け、或
いは伝統という前提です。
そういった「祭」をもう一つ増やすことに私は全く興味はなく、自由に多彩に繰り広
げられる人形やオブジェクトの息づく舞台表現の祭典を作れるのなら引き受ける、と
いう話し合いで、このおよそ2週間に及ぶ「人形演劇」の祭典は日本で初めての試み
として立ち上がりました。

 どうか、みなさま。
この初めての、そして多分このような純粋な形ではたった一回で終わるだろう「人形
演劇」の祭典を、「やっぱりうまくいかなかったんだ〜」と噂話できかずに、その目
で目撃してください。黒谷が結局はあらゆる事より優先してしまうほどに愛おしいこ
の世界を、観に来てください。

「銀河鉄道の夜」は、私の分を超えた作劇規模への挑戦で苦しい創作が続いています
が、とても楽しいです。出演はしませんが、黒谷の世界を創り出し批判に値する作品
になるよう踏ん張ってます。小中学生、高校生にも是非観てほしいと思っております。
「人形演劇祭」には企画に徹する予定だったため本編作品では出演していませんが、
10年前に出会った若手をメインに、若者と過ごしたこの10年の時間を批判に値す
る時間としてさらしています。

 26日(火)19:00 ake_miya 「モアレ」は、北井あけみとのコラボ4作品目、
国立ラボで産まれた作品が劇場版に成長しています。
私の出演は小品で完成度の高い「涯なし」と即興の極を追求して「クロージングル」
です。


 皆様のご来場を、心よりお願い申し上げます。


チケットのお申し込み方法
せんがわ劇場電話予約:03−3300−0611
国立ラボファックス:042−519−3717
メ−ル: gray5959ginga@yahoo.co.jp / mixiメッセージ

「銀河鉄道の夜」チケットお求めの際は、塚田次実か黒谷都の扱いでお申し込み下さ
い。
「人形演劇祭」通し券購入に劇場窓口まで行けない方、私達にお申し付け下さい。よ
ろしくお願いします。

公演の詳細は、http://web.mac.com/kugutsume news でご覧下さい。

 重ねてお願い申し上げます。
報告が遅くなりましたが、
月刊「サイゾー」誌2010年1月号
特集『知る人ぞ知るマニアック書店に聞く2009年「ウチの″ベストセラー”」』にて
模索舎が取り上げられました。どうもありがとうございました。

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