目次:この論文の出発点---一八〇八年から一八一三年まで/パルチザンという言葉と概念/国際法の状態への展望/クラウゼヴィッツからレーニンへ/レーニンから毛沢東へ/毛沢東からラウル・サランへ/空間局面/技術的局面/合法性と正統性/現実の敵から絶対的な敵へ/ ほか

[1995年10月/文庫/242頁/¥1,000+50] 《ちくま学芸文庫》 著=カール・シュミット 訳=新田邦夫 発行=筑摩書房 ※復刊/2刷

10年以上を経て、名著『パルチザンの理論』が復刊。20世紀の戦争を特徴づける「絶対的な敵」殲滅の思想の端緒を、レーニン・毛沢東らのパルチザン戦争という形態のなかに見出した、シュミット政治学の白眉。妥協なき「テロ」との闘い=反テロ全体主義の時代に、あらためて読みなおされるべき一冊。また、最も現代的かつオルタナティブな「パルチザン」闘争として、1994年1月1日(北米自由貿易協定(NAFTA)発効日)の、メキシコ合衆国・チアパス州におけるサパティスタ民族解放軍(EZLN)の武装蜂起があげられます。『もう、たくさんだ!---メキシコ先住民蜂起の記録 1』(編訳=太田昌国・小林致広、発行=現代企画室)は、サパティスタ民族解放軍のコミュニケが収録されており、蜂起にいたる歴史と背景もつかむことが出来ます。是非、併読をお勧めします。

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