模索舎store
当ページに掲載されていない商品も多数ございます。 右の「サイト内検索」でお探しになるか、電話、 メールにてお問い合わせください。

[2021年5月/四六判/328頁/¥2,200+220] 
著=藤巻 一保 
発行=アルタープレス

目次:
はじめに

第一章 偽史の原型

妄想の始まり/ルーツとしての国学/天皇万国総帝説/幕末維新期の天皇観の一側面/国民教化と告諭大意/岩倉具視の国体思想/国体論を巡る論争と福澤諭吉/植木枝盛の神武天皇賊王論

第二章 国体論の三大支柱

教育勅語の誕生/国体論の支柱としての憲法/神道と祭政一致/国教化に突き進む神社神道/全国民の氏子化政策と神道式葬式の創出/信教の自由と神社非宗教論/祭祀と宗教の分離

第三章 精神を蝕む毒・教育勅語
教育勅語批判と礼讃/教育勅語の内容と眼目/御真影と割腹自殺/勅語の宣伝者たち

第四章 家族国家論と先祖祭祀の虚構
家族国家論という虚構/国家神道と家族国家論/先祖祭祀のルーツを巡る虚構/天皇家の先祖祭祀/明治政府がつくりだした新たな伝統

第五章 浸透する天皇教
日露戦争と国粋主義/進む国家の兵営化/与謝野晶子と大町桂月/大逆事件の意味するもの

第六章 臣民教育の徹底
「家畜の忠誠心」/『国体の本義』の刊行/銃後の戦士の養成/非常時下の『臣民の道』/神道による皇民化と「皇国臣民ノ誓詞」/創氏改名と朝鮮語の抹殺/日鮮同祖論

第七章 偽史教育とオカルト
史実の穿鑿はせず/国是となった八紘一宇/『竹内文献』と「神日本運動」/偽史に群がった人々/天皇のふたつの顔/「ただ刺せ、ただ衝け……」

第八章 孤独の王
天皇位という神輿/絶えざる補弼機関の圧力/敬神という虚構/三種の神器と国体護持/「神の裔」に対する執念/人間宣言と日本国憲法の意味

第九章 昭和から平成へ
「至尊に煩累を及ぼしたてまつらざる事」/聖断の背景/封じられた天皇謝罪/保護国・日本と逆コース/「ヒロヒトとはいったい誰だったのか」/昭和から平成へ/醜い家畜の国・日本

蛇足として