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竪川救援、公判闘争



 江東区竪川の野宿者排除をめぐる闘いで逮捕(2月9日)され、威力業務妨害罪で起訴(2月29日)され、4カ月余りもの長期勾留を強制されていた園良太さんが、6月14日、保釈ー奪還された。園さんは、救援に尽力し、激励やカンパを寄せてくれた全ての人たちに感謝の意を述べ、6・17のゆんたく高江主催の沖縄連帯コンサートや、6月23日の新宿・柏木公園で行われた大飯再稼働反対の集会・デモでもアピールした。

そもそも園さんはなぜ起訴されたのか。江東区は今年に入って、竪川河川敷公園の改修工事のために、テントで生活していた多くの野宿者に対して、それまでの「話し合いで解決、強制的な手段は取らない」の約束を反故にして、行政代執行の手続きに入った。さらに、当局(水辺と緑の課)は、2月9日に予定されていた団交を直前でキャンセル、だまし打ち的に代執行を強行(8日)、この暴挙に対して取り組まれた抗議・申し入れ行動に、当局は、不誠実な対応のみならず、多数の職員を警備動員して排除=実力行使を強行したのである。

従って2・7弾圧は、紛れもなく竪川野宿者運動への弾圧である。6月27日に行われた江東区との折衝でも、出席者の一人である人権課の課長は、弁護士や学者から、国際人権規約のことを指摘されるや、「日本には日本の法律がある。法律を守ってくれなくては困る」などと人権課にあるまじき暴言を吐き、
怒りの声が相次いだ。この公判を通じて当局が主張する「テント=不法占拠」(ゆえに弾圧は当然)の論理を徹底的に打ち砕かなければならない。

 公判は6月1日、11日で検事側証人尋問が終了した。1日は、代執行を行った江東区水辺と緑の課・計画係長・仁平と職員2人の計3人が出廷。仁平は、窓口での抗議・申し入れに対してビデオ撮影を指示した責任者で、職員は、退去命令によって庁外への排除を担当、その「警備活動」によって業務の中断を余儀なくされたので「威力業務妨害」だというのだ。弁護団は、抗議グループの排除を想定した警備計画が組まれていたことや警察との連携の問題を追及するが、3人ともほとんどまともに答えられずに終わった。

 続く6月11日は、当日の退去命令を発した高垣(現在は水辺と緑の課・課長)と、竪川改修工事の責任者・荒木(元)課長だ。弁護団は、会議室を用意するなど事態の沈静化に努めるべきではなかったかと追及されると、「突然の来訪で対応できなかった」などとごまかし、警備の動員も「区民の安全と円滑な行政サービスのため」と居直った。一方荒木は、強制排除はしないと約束したことを否定したり、2月9日の団交を直前キャンセルしたことを「体調が悪かった」と強弁、説明責任を果たさなかったことも何の反省もしない、傲岸不遜の態度に終始した。6月11日には、
中野商工会館にて前期を振り返っての報告集会も行われた。次回公判(9月13日)から、弁護側証人が出廷する。
竪川弾圧公判は、単に事実行為の有無をめぐって争われているのではない、国際人権規約をめぐって、憲法25条〜生存権、居住権、基本的人権をめぐる問題である。今後の公判闘争への注目・支援を!

2.9竪川弾圧救援会


 

〈Tシャツ〉YES!抗議  NO!排除

プリントの位置やカラー等、出来栄えは一様ではなく、果ては、作業者の気分なんかでバックプリントがあったり、基本的になかったり。経費と委託料を差し引いた売上全額が裁判闘争費用に充てられます。カラー:赤、黒、白 サイズ:M、L、XL 

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まけてたまるか 創刊号 2.9竪川弾圧救援ニュース

[2012年6月/A4/16頁/¥300] 編/発=2.9竪川弾圧救援会



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