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演劇雑誌 『BOLLARD』



 『BOLLARD』は左隣のラスプーチンとカトリ企画が作った新しい感じの演劇雑誌です。演劇なんか興味ねえぜ! な方も目からうろこが零れ落ちるハイクオリティーな一冊であります。
 1)とにかく面白い戯曲!
 2)演出家や劇作家のコメンタリー
 2)小劇場演劇を俯瞰するインタビューや論考
 なんかを中心に据えつつ、UST配信勢で有名なTwitter読書会のゆりいかさんと、北京蝶々やフリーの俳優さんたちが一緒にリーディングをUSTに配信したり、カトリ企画URの公演について演出家とプロデューサーが話しあったり、おもろいイベントを紹介してたり、いまをときめくアートディレクターの大楠孝太朗さんが作ったチラシがあったり、にぎやかな誌面です。読みどころは横山拓也「エダニク」。男たちの労働と友情をかろやかに描いた戯曲なのですが、よくよく読むといろんな仕掛けに気付かされるストレートでステキな戯曲なんですよ。
 左隣のラスプーチンは、もともと文学畑の同人サークルでした。けれども、3.11以降ひょんなことからばったりと文学さんに失望した主宰が、いろいろいきあって行き着いたのが演劇だったそうです。その魅力はどこにありや? それはカトリヒデトシさんの巻頭インタビューを読んでもらえればその片鱗がすこし分かるかもしれません。500円にしてはお買い得だと思いますぜ!

左隣のラスプーチン 梅田 径



 



BOLLARD vol.1

目次:カトリヒデトシ インタビュー 「カトリ企画始動 -演劇の交差点を創りだすために/横山拓也【売込隊ビーム】/第15回劇作家協会新人戯曲賞受賞作「エダニク」 全編掲載!/横山拓也インタビュー 「エダニクが生まれる」/カトリ × 鈴木史朗【A.C.O.A.】「チェーホフのスペック再測定 チェーホフの現代性/身体の自立性」/鼎談 鳴海康平【第七劇場】 × カトリ【カトリ企画】 × 梅田径【ひだらす】「Twitter読書会」協賛 第1回リーディングUST 岸田國士「紙風船」 報告 ゆりいか【Twitter読書会】/かつとんたろう【左隣のラスプーチン】 「河内音頭!」 [2011年11月/A5/104頁/¥500] 特集=もっと演劇を! 編=梅田径 

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