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〈武蔵野ヘルスセンター あらみさん〉



ミニコミと酒

1: では、呑みながらですが、宜しくお願いします。

あらみ:あ、それでは、宜しくお願いします。

1: まず、武蔵野ヘルスセンターっていう名前がいいですよね。

あらみ:ああ、ありがとうございます。

1: やっぱり、体調のこととか重要ですか?

あらみ:そうですね。未だに鍼灸に 通ったりして、いろいろ試行錯誤はしてるんですけど、たぶん、呑まなければ一番早いような気がするんですけどね。

2: はは。やっぱりお酒好きですか?

あらみ:はい。

2: 呑まない日はありますか?

あらみ:週に2日 ぐらいは呑まない日は作ってるんですけど。

1: そもそも武蔵野ヘルスセンターっていう名前はどっからきたんですか?

あらみ:これはですね、いま『週刊車窓』を置かて もらっている古本酒場コクテイルさんっていうところのご主人が、ブログで船橋ヘルスセンターっていうのを紹介してたんですね。要は、昔のヘルスセンターっ てお風呂に入れて、卓球ができて、こう、必要なものがちゃんとあるっていうか。ブログでは、船橋ヘルスセンターのコマーシャルソングのことまで書いてい らっしゃったんですね。それでヘルスセンターのどこか貧乏臭いところがいいなあと思って、それで今住んでいるのが武蔵野近辺なんで、ふたつをくっつけてっ て、それだけですね、はい。

1: 武蔵野ヘルスセンターはあらみさん1人?

あらみ:そうなんですよ、実質1人。

1: それは公開してるんですか?

あらみ:一応『週刊車窓』は、車窓課の人が書いていることになっていて、あんまり1人が 書いているっていうのを特定されたくないなっていうのがあったんですけど、まあわかる人にはわかってしまいますね。ただ、対外的には車窓課の人が書いてい るっていうことになっています。

2: あらみさんっていうお名前は?

あらみ:あらみは好きな3人の人から取っていて、新 井英樹と岡田あーみんと、R...まあ、その名前をごった煮にしたのがあらみなんです。

2: へ〜。

1: いつからですか?

あらみ:1号(『どくろく』)を出したときからですね。

1: 模索舎にもう1号が無くて、えっと2号が2008年ですよね。 1号ってその1年ぐらい前ですか?

あらみ:たぶん、1年か半年ぐらい前だったと思います。お酒で大失敗したのが書かれてい るのが1号だったと思うんですけど。そのお酒で大失敗したのが、2007年 か6年だったと思うので、2007年ごろに『どくろく』1号は作っていると思います。

2: お酒の大失敗は結構あるんですか?

あらみ:いま、お酒を扱っている会社にいるんですけど、そうなるとお酒の試飲会みたいの があるんですよ。で、一番やっちゃいけないんですけど、そのときはその場でスッゴイ酔っ払っちゃって、で、会社に帰らないで、気がついたら井の頭線の吉祥 寺駅のトイレにいたんですよ。

1: 記憶はよくなくなるんですか?

あらみ:酔っ払うと必ず記憶なくなるんですよ。これがその(2号を指して)千葉のやつな んですけど。

1: 東葉勝田台まで行っちゃったわけですか。笑

あらみ:そうなんです。笑

2: 気がついて反省して、これは直そうと思うことは?

あらみ:気がついて反省したときは、もう酒を止めるなり、酔っ払わないようにしようと思 うんですけど、いくらやってもできなかったので、そしたらもうそれをネタにして、ミニコミを作っちゃえばいいじゃんみたいな。そうすると、バカはやるけ ど、そのぶんこう、メリットがあるというか、穴ができたら穴を埋めることはもう不可能なので、掘った分の土で山を作れば山の方に人の目はいくかもなってい う……

2: あ〜あ。

あらみ:苦肉の策ですね。


ミニコミの制作と内容、体調

2: これまで冊子を作ったことはあったんですか?

あらみ:ないですね。2号からはindesignを使うようになりました。

1: それはもう独学ですか?

あらみ:昔ちょっと、パソコンソフトのマニュアルの編集をやっていたことがあって、ペー ジメーカーとかは使ったことがあったんです。それがちょっと活きてるかもしれないですね。

2: 中を見たら、けっこう凝ったつくりになっていたんで、編集関係の方じゃないかと思ったんですけど。

あらみ:出版に関わったといえばそのマニュアルづくりぐらいですね。

2: それでこれだけ作れるのは、すごいですね〜。

あらみ:いまindesignと かすごい機能が優れているので、素人が作ってもそれなりにレイアウトができるんですよ。

1: それから、ルポが多いですよね?

あらみ:そうですね。というかそれ以外できないんですよ。

1: じゃあ、基本的に自分の体験を中心にしてるんですね。

2:1 号を作ってみて、面白かったですか? どうして孤独死のこととか書こうと思ったんですかね?

あらみ:そうですね、作ってみて面白かったし、なんか、自分の中でたとえば孤独死するか もしれないなっていうのを、具体的に孤独死にいたるプロセスと対策みたいのを考えてみたりして、自分のためになったっていうのはありますね。

1: 特集「みんなどっか調子が悪い」の「暗いグーグル検索」は面白いですね。

あらみ:意外とそれ評判がいいんですよー。

1: なかなかここに目をつける人もいないですからねー。

あらみ:ありがとうございます。

1: あと産婦人科ルポは凄いですね〜。

あらみ:男性の方にそういっていただけると嬉しいです。

2: こういう内容でいこう、というのはどうやって考えるんですか?

あらみ:まあ、すごく自分の生活で印象に残ったことというだけなんです。たぶん、 『日 経ウーマン』とか明るい雑誌だと、「漠然と調子悪い」とかいっても、「アロマをやろう」みたいな明るい解決策になると思うんですけど、ああいうのを見ても 私は全然現実感がわかなくて、単純に、地味な社会人が体調の悪さに七転八倒しているんだけど、結論として、特に体調がよくなるわけでもなし、みたいな、そ ういう雑誌があればいいなと思って……あれ、なんでこんな話になったんでしたっけ?

2: 内容は〜?

あらみ:ああ、だからその時々で一番自分が求めている内容というか、他の雑誌ではそんな のやってくれないっていう内容をやってるんですね。

2: 『日経ウーマン』では救えない人にむけて。

あらみ:ほんと思いますよ、『日経ウーマン』じゃ救えないって。でも、どの雑誌社も『日 経ウーマン』を読むような人をターゲットにして雑誌を作るだろうし。

1: 月にいくらか払うとネットで病気の診断をしてくれるというサイトのこともありましたね。あれは、初めて知りました。

あらみ:あれはある程度続けて止めちゃったんです。そんなに体調がおかしいなら病院に行 きますし。

2: 体についてよく特集するのは、体調のことを普段から気にかけているからですか?

あらみ:いわゆる健康オタクっていうのではないですし、なんていうんだろう、特にどこも 痛くなく、毎日を普通に過ごしたいだけなんです。どっかしらこう、あの3号にも書いたんですけど、 下半身がダル重いな、みたいなことがあって、そういうことの解決策を模索しているというか。

2: 決定的にどこか悪いわけでもないのに体がだるい、ってありますよね。

あらみ:そう、一番辛いんですよ。病院に行っても、数値は普通だし、どこも悪くないって いわれちゃうと、どうしようもできない。逆にちゃんと病名がついて、薬で治るんだったら、その方がよっぽどいいっていうか。下半身が重いっていうのは、リ ンパ系が悪いんだと思うんですよね。そのリンパ節のところでしょうね。だからホント、人にいってもわからないだろうから黙っているけど、本人は常にだるい みたいな感じですね。そのわりには酒を呑むんですけど。たぶん、だるいから呑むんでしょうね〜。

2: あ〜あ。

1: バッチシ現代病みたいな。

あらみ:そんな感じしますよ。


自分でリポート

1: あと、話が変わりますけど、上野の児童図書館。これは、グッときますね。

あらみ:あそこはカップルが多いですから、ダメージ大きいですよ。笑

1: はは。

あらみ:親子連れも多いですけど、子どもが本を読んで楽しんでいるというより、子どもを 連れてきている大人が楽しんでいる気がします。

1: 『どくろく』にしても、『週刊車窓』にしても、あらみさんは観察が好きですよね。

あらみ:自分では観察が好きとか、得意とか思ったことは全くなくって、観察っていうより 自分のことを書いていますよね、調子が悪いから自分で大病院に行ったりとか、人のことを見ているというよりは、自分でやってみて自分でリポートみたいな。 だから観察とはちょっと違うかなと思うんだけど、どうなんだろう。

1: みようと思ってみてるわけではないとは思うんですけど、周囲にあるもののちょっとした発見が書かれていますよ。

2: 看板とか凄い見てますよね。一瞬で過ぎ去っていくおもしろいことを見逃さない瞬発力というか。

あらみ:瞬発力ですか。あれも、 具体的に看板がどうかというよりも、すごい主観的にみてるっていうか。落としどころは自分の心情のフォローに終わることの方が多いと思います。


インタビュー

2: インタビューの申し込みをするときはどうお願いしてるんですか?

あらみ:申し込みというか、白タクの業者さんのインタビューでは、その運転手さんに2回 お世話になっちゃったんで、これはもう出会いだろうと思って、素面のときにアポイントなしで出かけていってお願いしたんです。連絡先を知らないからアポイントなしで、まずその運転手さんのタクシーにお客として乗せてもらって、私の家まで送り届け てもらうんですね。それで相乗りの人が降りていって、1人になったところを見計らって、「実は今日は、素面でインタビューさせてもらおうと思ってきたんで す」って言って。1時間ぐらいインタビューさせてもらったんですけど、今から考えるとそこで断られてもおかしくないんですけどね。

2:2 回お世話になって偶然だな、と流してしまうところを、わざわざ出かけていくのがいいですね。

あらみ:単純に、一週間とか二週間とか短いタームなのに2回も同じ白タク業者さんにお世 話になってしまう自分というのは、もうほんとにダメ人間じゃないのか、と思って。じゃあダメ人間ならダメ人間なりにせっかくこういう知り合いができたのだ から、ネタにしようではないかという……

2: 断られてしまうんじゃないかという心配は無かったんですか?

あらみ:まずきちんと「お客と業者」という立場で、やりとりをしたあとだから、インタ ビューできたんでしょうね。

もちろん勝手に録音して勝手に載せるっていうのだったら、向こうもすごい心外だろうし。 だから最初に、実はこういうの雑誌を作っていて、2回もお世話になってしまったのでお話を聞かせてくださいってお願いしました。でも、白タクさんのインタ ビューが載った雑誌をまだご当人に渡してないんですよ。

2: はは。みたら何て言うでしょうね〜。

あらみ:どうでしょうね〜。その時は1号をみせて、こういうのを作っているのでインタ ビューを2号に載せたいと言ったんです。

21号をご覧になって、白タクの運転手さんは何か言ってましたか?

あらみ:覚えてないけど、たぶんコメントに困っていたと思いますよ。

2: ははは。


ミニコミをつくること

1: それから篠原演芸場のおにぎりのくだりはかなり面白いですね。

あらみ:あそこはほんとにおばちゃん天国なんで。近 所にある「すみ田」のうどん、うまいですよ。

1: やっぱり基本的に自分の周りのことを中心に作ってますよね。

あらみ:そういうミニコミの作り方をするのって、女性に多いと思うんですけど。男性っ て、わりと主観というか、自分の考えをさらけだすのって恥ずかしいという思いがある気がします。男性だと自分で自費出版でミニコミなんかをつくること自体 が恥ずかしいっていうのがあるかもしれないですね。本を出すっていうのはそもそも誰かに書いてほしいと頼まれて出すものだろ、というブレーキが、男性と女 性でいえば男性の方が強い感じがあります。女性がつくったミニコミだと、『愛情通信』とか『精神病新聞』とか、あれらも誰からも頼まれてなくって、自分の 身の回りのことしか書いてないんだけど、でも面白い。それで需要があるっていう。そういう頼まれてないのに自分のことを書いて本にしちゃうっていう突破 力っていうのは、女性の方がある気はするんです。男性でも文学フリマとかでミニコミを出している方もいますけど、評論とか、結構きっちりしているものとい うか、作品としてちゃんと世に出すっていうのがあるかと思うんです。私みたいな日記のようなグダグダし たものを出しちゃったりとかいうのは、どっちかっていうと女の人の方が多いのかなっていう気はします。

1: 『精神病新聞』の小林さんとかお知り合いなんですよね。

あらみ:絵理子さんがパン屋に勤 めていたとき、シエロっていうのがパン屋さんの名前で、そのときに出した『シエロ通信』っていうのがあったんですけど、そこに書かせてもらったりとか。彼 女にも3号に書いてもらったり。

1: ミニコミを作っている女性同士では結構会ったりするんですか?

あらみ:そうですね、会社の同僚とかよりは、会うことがありますね。

2: ははは。会社ではミニコミを作っているのは言っていないんですか?

あらみ:それはあの、バレちゃいけないことなんで、文学フリマの時はビクビクしてるんで すけど。良くも悪くも、文学フリマに来るような人たちじゃないんですよ。すごいまともな人たちなんで、だから社内でバレないっていうのはいいんですけど、 逆にそれだけ気が合うってわけでもないんで。

2: これだけ面白いと広めたい気もしますけど。

あらみ:一度、上司というかリーダーの人にみせたんですけど、ものすごいひかれました。 そのひとは「日経系」の人だから。

2: 言ってみようと思ったのは、もしかしたらわかってくれるかもしれないという予感が?

あらみ:そうですね。まあ、その人のことが好きだったんですよ。だからよくある暴走ですけど、あなた宛てにつくってみました、みたいな感じで。それで2号は上司宛てだったんですよ。で、そ れを渡したらば、ドン引きされたと。今から考えると「こんなことをされたら誰でもひくよな」とは思 うんですけど、そのときはわかんなかったんですね。


つくり続けるということ

2: 内容は『どくろく』と『週刊車窓』で使い分けてるんですか?

あらみ:『どくろく』は、テーマは1号ずつあって、それに沿ったものを載せてるんですけ ど、『週刊車窓』はどうだろうな〜。

1: 日記ですよね。

あらみ:そうですね、日記ですね。たとえば、こういうことを明治とか大正時代の冴えない サラリーマンのおっさんが書いてたら、後から読んだら面白いと思うんですよ。やっぱりその、言ってることはたぶん同じはずで、会社が辛いとか、オイル ショックで大変だ……とか。そういうホントに冴えない一般人の目線で語られた日記が残ってたら、 ちょっと面白いですよね。私はそういうのを読んでみたいっていう思いがあるから、そんな感覚で作ってるのかなあ。

1: 『週刊車窓』は観察してるっていう意識が強かったりしますか?

あらみ:同じ景色を見ている人がたくさんいるっていうのを前提に、なんだろうな、そのと きの空気っていうのを共有できたらいいなっていうのはありますけどね。車窓の向こうに見えるビルに貸し広告が多くなれば、「不況だよね」ってわかりあえる かなって。

2: 作るのが苦になることっていうのは?

あらみ:作るのが苦になることはそんなにないんですけど、日曜日に出すことにしていて、 普段は日曜日に予定とか無いんですけど、たまに日曜にやりたいこととかあったときに『週刊車窓』に時間が割けないことが最近は少しあって。まあ、もうそろ そろ100号になるんで、発行曜日を週の真ん中にしようとも思うんですけど、たぶん誰も気がつかないでしょうね。まあ、それぐらいですか ね。逆に、書かないと辛くなると思いますね。出せなくなるほうが辛い。


印刷のこと

1: 『どくろく』は何部刷りですか?

あらみ:1号が100で、2号が200で、3号 が遺品整理屋さんにインタビューしたっていう経緯があって、その遺品整理屋さんが自分のところで配りたいって言ってくださって、ホントは300刷る予定で、100部はあちらがもってくれるってことだったんで合計400刷りました。

2: うなぎのぼりで増えてますね。

あらみ:いやあ、でも在庫がはけるかっていうと、辛いですね、やっぱり。『週刊車窓』も200がちょうどいいっていうのが、4号まで出してやっとわかりました。 1号で100冊はすぐにいけると思うんですけどね。

1: この総集編(『週刊車窓』)は?

あらみ:これは4号が200刷ってて、2号、3号が300で、 1号は何を考えたか500刷っちゃったんですよ。

1: ちょっとがんばっちゃったんですね。

あらみ:ちょっと理解できないんですよ、我ながら。自宅はもう在庫に潰されそうなんです よね。押入れとかに入れてある在庫がすごい勢いで周りを圧迫してるんで。

2: 読者からの声はありますか?

あらみ:たま〜にありますね。やっぱり「車窓」みてくれた人から、「記事にあったあれ、 見ましたよ」って言われるのはすごいうれしいですね。「あの看板、見ましたよ」とか。


店のおばちゃん:はい、白波ロックとホッピー。


これからのこと

2: 『どくろく』で、読者から「その気持ち、わかる」みたいなことを言われたことは?

あらみ:あー、やっぱり同い年ぐらいの同年代の女性とかから、「やっぱ辛いよね」みたい な感想はありますけど、同感してくれるっていうよりは単純に面白がってくれるほうが多いかな。あとさっきも言ったんですけど、「暗いグーグル検索」が意外 と面白いって言ってもらえるんですよね。私としてはこれを出したことで知り合いはすごいひくだろうなって思ったんですけど、わりと知り合いも受け入れてく れいるし。

2: 誰かと一緒に作ってみたいっていうのはないんですか?

あらみ:あります。全然実現に至ってないんですけど、例のミニコミをつくっている『愛情 通信』のヨンコさんとか、『精神病新聞』の絵理子さんと か、あと、いま飛ぶ鳥を落とす勢いの『むだにびっくり』の田房永子さんたちと何かしたいって考えているんです。たぶんずっとそ れぞれがミニコミを作り続けるっていうのはなかなか難しいだろうし、いま同時並行でミニコミを作っているのはこの時期ぐらいしかないだろうから。あの、 『テレクラキャノンボール』っていう、まあ、AVがあるんですけど、東京から九州までを女の子をナンパしながら移動して、どれだけヤレたかで点数を競い合 うっていう内容なんです。すごい傑作なんですけど、それと似たようなことをやりたいと自分の中で盛り上がっていて。「ミニコミキャノンボール」ってこと で、ミニコミ作ってる女の子って自称モテないって宣言している人がほとんどなので、東京からどっかまで行く間に、どれだけヤッテもらいたいと言われたかを ポイントにしていくってことをやってみたくて。話はもちかけたんですけどまだ実現には至らず、です。いつか、さっき名前をあげた方々とは絡んでみたいです けどね。お互いのミニコミに寄稿しているっていうのはもうやってるんで。そのメンバーで一冊合同でつくるっていうのはまだないと思うから。

1:4 人で集まって座談会をやってみるのも面白いかもしれないですね。

あらみ:あー、座談会っていうのも面白いかもしれないですね。


1: あらみさんはいつ頃からミニコミを読み始めたんですか?

あらみ:ミニコミを作り始めたぐらいからだから、ミニコミ歴は短いですよ。『精神病新 聞』も話には聞いてたんだけど、実際手にしたのは、たぶん『どくろく』を出す前の文学フリマだから。

2: 一般の本とかは結構読まれるんですか?

あらみ:それはないですね。全然読書好きではないと思います。

2: パソコンでいろいろ検索して読むのが好きとか?

あらみ:ネット好きではありますね。

1: ググッてるわけですね。笑

あらみ:やたらググッてます。笑

2: 最近、ミニコミで面白かったのはありますか?

あらみ:こないだの漫楽園のミニコミフリマに出てた『寂聴』が面白いですね。寂聴があん なに泥臭くて、常に「膝が痛い」とか言ってるとか、すごい面白かったですねー。

笑いが大事というか、やっぱり、書かないとどうしようもないという感じが面白いですね。 その点でさっき挙げた絵理子さん、ヨンコさん、田房さんの3人っていうのはみんなあてはまると思う んです。みんな余裕があってほっこりミニコミを作っているタイプではないと思うんですよね。日常生活では辛いことがあるけど、辛いって言ってるだけじゃな くて、笑いを織り交ぜてやっていくというような。そういう点が面白いですね。



以後、呑み続く


あらみさん自ら紹 介する『週刊車窓』(『模索舎月報2009年10月号より』)




週刊 車窓 2009年7月〜12月分ぜんぶ+α 吉祥寺―中野間の車窓風景をボンヤリ眺めるフリーペーパー

目次:この本を見てできること/週刊 車窓 2009年7月〜12月分/湾岸車窓 ゆりかもめの車窓風景をボンヤリ眺める特別版/あとがき

[2010年5月/A5/60頁/¥500] 編/発=武蔵野ヘルスセンター 車窓課

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