kendiの最近のブログ記事

今回は、できたてホヤホヤのウェブサイトを紹介します。

Conflictive.info

“現代社会を交錯する様々なコンフリクトについて考え”るサイトとして2008年3月28日に公開されたConflictive.infoでは、現在3つのテクストが掲載されています。

Interview『日常生活の前衛 ── 天使として生きる』廣瀬純+佐々木祐
Column『ドイツ反G8行動報告 ── 次は洞爺湖で会いましょう!』栗原康
Column『淅江村 ── 滅亡した世界との遭遇』篠原雅武

いままでも、いまも、そしてこれからも、私たちは生きていくなかで数多のconflict(闘争/矛盾/衝突)に出会うでしょう。
これらのテクスト、そしてこれからアップされていくであろうテクストは大きな示唆を与えてくれる、はず。

ちなみに、弊舎ウェブサイトをリンクしていただいています。
光栄なことです。感謝!

Spectrum来日

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所謂ライブエレクトロニクスと呼ばれるものの中でも、アカデミーにもノイズにもどちらにも振れず、電子回路とフェティッシュに戯れる、そんな目的なき欲望を体現しているSonicBoomことピート・ケンバーがSpectrumとして来日。もしかして初来日?
一体、誰が招聘したのだろうか。気になる。
少なくとも、SMASHのようなハイエナ興業屋が蠢いているわけではないだろう。
独自ネットワークで実現しているのだと思いたい。

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SPECTRUM Japan Tour 2008 (Tokyo One Night Only)
Spectrum aka Sonic Boom/Pete Kember (ex-Spaceman 3)

共演:
L?K?O + U-zhaan
Astro (Hiroshi Hasegawa) + Junzo Suzuki + TOMO
Nikkasen
Visuals by OHPIA

日時:
4月21日(月)
OPEN 18:30 START 19:00
前売 3000円 当日 3500円 (別途ドリンク代 500円)
EARTHDOM(東京都新宿区大久保2-32-3 リスボンビルB1/TEL 03-3205-4469)にて発売


まあ、ライブ情報を転載するだけではアレなので、技術との“契約”を考える一助になりそうな1冊を紹介。
『芸術の設計 見る/作ることのアプリケーション』(フィルムアート社)

『Noise Media Language』

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先日、刀根康尚の新刊(洋書)『Noise Media Language』が届き、辞書片手に読もうとウハウハしていたところに、吉報が。

大友良英Presents Kid Ailack ニューミュージック・コンファレンス VOL14

刀根康尚 SachikoM 大友良英

08年2月19日(火)
19:00 Open / 19:30 Start
予約:2500円 / 当日:2800円 (1ドリンク付)
於/キッド・アイラック・アート・ホール(tel:03-3322-5564 / 京王線、京王井の頭線「明大前」下車2分)

うはー。キッドアイラックネ申。
刀根氏はNY在住なのでこうやって演奏が見れるというのは、非常に嬉しい。
氏の経歴はこちらが詳しいのであげておくとするが、個人的には、美術批評誌『形象』に寄稿していたり(NO.8の特集は『直接行動者の報告』、その中で『CRAPPING PIECE』が発表されている。2008年2月11日現在日本の古本屋にはあります。しかし10000円は高い!)田畑書店から『現代芸術の位相 芸術は思想たりうるか』がでていたり(後者は復刊、前者は合本で覆刻されんことを願う)、デジタル化された漢字を音声データとして出力する作品があったり、言語との繋がりも深い、はず。
新刊のデザインが、所謂エレクトロニカのジャケットにありそうな感じで残念。まあ、megoからheckerとの共作もでているけど…
そういえば、足立正生監督の作品では刀根氏が音楽を担当していたりしますが、大友氏を軸にして製作された『幽閉者』のサントラにも参加してました。

さて、今回の演奏もPreparedCompactDiscなのだろうか。当日のお楽しみ。

注目のライブの紹介です!

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PSF Records Presents 『10 Days Butterfly 』発売記念公演
キム・ドゥス Kim DooSoo 来日公演

with 永畑雅人(p) 坂本弘道(cello)
ゲスト:三上寛  友川カズキ(予定)
2008年2月18日(月)@MANDA-LA2/open 19:00 start 19:30
前売り/3,000円(+ドリンク)当日3,300円(+ドリンク)
予約受付/モダーンミュージック:03-3322-4461 MANDA-LA2:0422-42-1579


モダーンミュージックのサイトから大幅に引用しつつ。

韓国No.1 アシッド・フォーク歌手キム・ドゥスは、1986年「シオリッキル」を発表したが、当時韓国では異例な自由への渇望を表した歌詞が当局に睨まれ迫害、弾圧を受ける。
1991年に3rdアルバム「ボヘミアン」を発表。内容が良く話題をまくが、この歌を聴き人生の虚無感を嘆いて自殺する人が出てしまい、キム・ドゥスは音楽活動を一切止め10年も電気の無い山中にこもり隠遁生活をした。2002年に11年振りになる4thアルバム
「自由魂」を発表。素晴らしい内容で絶賛を浴び、韓国でのレコードイヤーに選出され、「韓国大衆音楽100大レコード」にも入っているそうだ。

そして、待望の5thアルバム「10日間の蝶」がPSFからリリース、重量盤LPはすぐに完売したそうな。
弊社でもよくかけてますが、素晴らしいですよ。60年代アシッド・フォークが好きな人はツボのはず。

またとない機会、お見逃しなく!

ストレンジデイズから発行されているクランプスカレンダー2008が入荷しました。

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クランプスレコードは、1973年、アートディレクターのジャンニ・サッシによって設立されたイタリアのレーベル。
伊プログレ、即興音楽、実験音楽の名盤が多数リリースされ、またその装幀も素晴らしいものばかり。
また、戦後新興美術運動とも連動しており、フルクサス、ZAJのメンバーとの交流の軌跡が見てとれます。

そしてこの度、ストレンジデイズレコードから、クランプスレコードの作品の多くが、日本盤としてリリースされました。
インナー・スリーヴ、オリジナル盤ライナー対訳つきなので、それぞれの作品のコンセプト等についてよく知ることができます。

個人的には、[Nova Musicha]シリーズの、

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Four Principles On Ireland And Other Pieces (1974)/Cornelius Cardew 『アイルランドにおける四つの原則』 コーネリアス・カーデュー
を強く推したい。

コーネリアス・カーデューといえば、朝日出版社が発行した『エピステーメー』 1978年11月号(特集=音の生理/音の現在)に、論文『シュトックハウゼンは帝国主義に奉仕する』が翻訳掲載されたのをご存知の方もいるかと思う。
彼の音楽キャリアは、イギリス現代音楽のエリートとしてスタートし、叛乱の時代を通過して、英国革命共産党というイギリス新左翼党派の創設者となる。
『アイルランドにおける四つの原則』は、先述の『シュトックハウゼンは帝国主義に奉仕する』と同じ年に発表された、まさに転換点となる作品。

カーデューについては、こちらのサイトも参照。

このように、先鋭的音楽の記録としてだけではなく、ヨーロッパ70年代叛乱の文化闘争ドキュメントとしてとらえ返すこともできよう。


ああ、やばい。カレンダーの紹介でした。
◆クランプス カレンダー 2008
[2007年/31cm×31cm/¥2300] 企画・発売=アイズ・エンターテイメント 製作・発売元=ストレンジ・デイズ ミュージックライツ
あの名盤ジャケットを高画質プリントしました。 1-2月:tilt/Arti + Mestieri/3-4月:Bird And Person Dyning/Alvin Lucier/5-6月:Schonberg Kabarett/Donella Del Monaco/7-8月:Motore Immobile/Giusto Pio/9-10月:Four Principles On Ireland And Other Pieces (1974)/Cornelius Cardew/11-12月:Arbeit Macht Frei/Area

2ヶ月に1枚、図版が使われているアルバムを買ってみては?

当ブログでも何度も言及してきた『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』は6月に試写会があり、先日もいくつかの映画祭で上映されましたが、この度当舎に公式Tシャツが入荷しました。

着てみました。
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背中。
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胸の「若松プロダクション」ロゴ。
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背中プリント。
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ちなみに、映画公式ブログのエントリーには、

このTシャツは、出演者でもあるARATAさんのデザイン。 ARATAさんの新ブランド「ELNEST」と「実録・連合赤軍」のコラボTシャツです。
サイズはS、M、Lの3種類。税込み4200円です。

とあります。
ELNESTは、読者の皆さんご存知だとは思いますが、ゲバラの名前ですね。
4000円台のTシャツを買うのは久しぶり。

小売店では、現在独占販売か?即日2枚売れました。
また、うちには赤瀬川原平セルフリミックスの『PFLP世界戦争宣言』Tシャツ(製作=RLL)もあります。

覗きにきてね。

CD増殖中

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さてさて、またもやドバッとCD入荷!にわかにレコード屋と化しています。

先週もP-VINEからフリクションの前身である3/3(さんぶんのさん)赤犬の『ばかのハコ船』再プレス、先日日本ツアーを敢行したPlaxis & DarkmatterのミックスCDが入荷。
今週届いたのは、水牛Improvised Music From Japanいぬん堂ブリッジなど。

今後は、クラゲイルレコーズや千野秀一CDRあたりを並べていきたい。

「ていうか、本屋じゃないの」などというようなツッコミは無粋です。
音あるいは音楽を言語で表象すること、もっといえば言語以外の行為を表象することの可否/是非はさておき、「こと」のそばには「ことば」がよりそっていることはたしかです。

下記に紹介する作品は、どれも小流通のものばかりです。
興味を持ったなら、ぜひ。


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がやがやのうた/がやがや + 港大尋

水牛レーベル第10作/水牛 SG010 2,100円(税込) total:47分21秒

「がやがや」は障害をもつ人とそうでない人が
歌を通してともに活動しているグループ。
港大尋の歌がメンバーそれぞれの自発的な跳躍する声を引きだし、
がやがやと連なっていく。
バラバラそろわない声、思いがけない即興的な叫び、合いの手、身振り。
間違いも失敗もちゃんと活きている歌をぜひどうぞ!

1 マルマルマル/2 がやがやのうた/3 くらべっこ/4 あいだだ2/5 雨の音楽/6 てぃだ/ 7 今日は鳥/8 ハラッパラッパー 〜原っぱはどこにある?/9 なまえ/10 みどり/11 ちゃーちゃーのうた/12 お茶をのみにきてください

がやがや:
猪越俊之/上原直子/尾原悠介 開発彩子/風間毅/小市英継/小島希里/小林幸栄/小林大介/佐藤智美/坂上恭子/高橋あい/高橋正人/高橋雷/谷川洋介/中村麻美/芳賀由之/橋本隆秀/花崎攝/濱田龍太郎/三上夏樹/山崎逢心/山崎さおり/山崎蒼良/山田珠実

ソシエテ・コントル・レタ:
澤和幸(GUITAR)/飯尾登志 (PIANO)/大村太一郎 (BASS)/清水達生 (DRUMS)

プロデュース 港大尋 三橋圭介
デザイン たかはしあい 開発彩子
レコーディングエンジニア 港大尋
マスタリング 櫻井卓(pau)

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記号説/う・む

水牛レーベル第9作(ナヤ・コレクティブとの共同制作)/水牛 SG009 2,100円(税込)total : 34分12秒

●高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一
戦前から戦後にかけての日本の詩における代表的なモダニストであり、
現在も多くの信奉者を持つ北園克衛。
戦後の視覚詩、音響詩の分野で孤高の追求を続け、
近年再評価の声の高い新國誠一。
二人の詩人が残した世界を、高橋悠治、足立智美がそれぞれ音楽化。
2003年の初演から3年を経て遂にCD完成!
新國誠一の視覚詩の画像ファイルや、足立智美による上演風景動画を収録したExtra盤。

16の音源に加えて、エキストラ・トラックとして以下のファイルと映像が入っています。お持ちのコンピュータでお楽しみください。
・新國誠一「膿になった海」「雨」「触る」(pdfファイル)
・新國誠一「雨」「触る」(足立智美によるQuickTimeムービー)

KitKat Mix(高橋悠治による北園克衛)
01 記号説 Kigosetsu [Theory of Signs]/02 熱いモノクル Atsui Monocle [Hot Monocle]/03 送行 Soko [Leaving the mountain temple]/04 消えていくpoesie Disappearing Poesy

足立智美による新國誠一
05 秒針 SECOND HAND/06 作品 ポ OPUS PO/07 作品 ワ OPUS WA/08 オ・ン・ナ O.N.NA/09 作品 タ OPUS TA/10 作品 キ OPUS KI/11 作品 9 OPUS 9/12 う・む U.MU/13 き・も・の KI.MO.NO/14 作品 a OPUS a/15 さくらとらくだ CHERRY BLOSSOMS & CAMELS/16 膿になった海 SEA HAS ALREADY BEEN REDUCED TO PUS

原案 松井茂
録音 千野秀一(06-13, 16)
マスタリング 平石博一
デザイン 四釜裕子
制作 水牛+ナヤ・コレクティブ

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水牛楽団

水牛レーベル第一弾/水牛 SG001 2,625円(税込)

高橋悠治ひきいる伝説のバンド「水牛楽団」が
21世紀にCD-Extraでよみがえりました

水牛楽団(1978〜1985)が活動していたときに作られた5本のカセットテープ(自主制作の「水牛楽団」「ポーランドの禁じられた歌」「モンコン+水牛楽団」「フジムラ・ストア」、本本堂「水牛楽団・高い塔の歌」)から17曲を選んで再編集しました。
エクストラ・トラックとして、TTZ形式による縦書き表示の電子本を収録。
(WindowsおよびMacintosh対応)


曲目:人と水牛/しだれ柳/秋の雨/パレスチナの子どもの神さまへのてがみ/祖母のうた/管制塔の歌/雨をまつイネ/白いハト/その時その人/時がくれば/わが祖国(アン・バヤン・コ)/もうひとつのバナナソング/フジムラ・ストア/ボクハソンケイスル/だるまさん千字文/水牛のように/エンテーナシオナン

演奏 水牛楽団(高橋悠治、西沢幸彦、福山敦夫、福山伊都子、八巻美恵)
モンコン・ウトック 如月小春 矢川澄子

電子本「水牛楽団」
いま、水牛 三橋圭介
水牛楽団を何と説明しようか? 高橋悠治
水牛楽団のできるまで 高橋悠治
水牛とわたくし 佐藤裕子
水牛のように 八巻美恵
収録曲の歌詞集
水牛楽団年譜

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◆ピエール・ブーレーズ/現代音楽を考える
[2007年10月/B6/292頁/¥2,800+140] 著=ピエール・ブーレーズ 訳=笠羽映子 発=青土社
目次:私から私へ/一般的考察/音楽技法/空間について/音楽の統辞法[資産調査と目録]/一時的な結び/付録/形式/時間、記譜法とコード/部分的な結論/

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Haco/Stereo Bugscope 00

Improvised Music from Japan, IMJ-523/税抜価格 2,000 円 (税込 2,100 円)

1 Bugfield 1 "Start Up"-"Track Pad" with human operation (PowerBook G4) (4:29)
2 Bugfield 2 "No Wave"-"Sleep"-"Wake Up" with human operation (PowerBook G4) (8:08)
3 Bugfield 3 "CD Writing"-"Shut Down" with human operation (PowerBook G4) (5:53)
4 Click from mobile phone with power off (3:49)
5 Motor and LCD sound from digital audio recorder with running tape (2:50)
6 Slow surface tracing around built-in machine fan (iMac) (7:18)
7 Pulse from wireless router (AirMac Extreme) (3:27)
8 Left and right side of machine body (PowerMac G4) (5:45)
9 High frequency and motor sound of mini-disc recorder with spinning disc (5:40)
10 "Start Up"-"Shut Down" with human operation (Vaio Notebook) (10:43)

80年代のアフター・ディナー (After Dinner) から、女性トリオのホアヒオ (Hoahio) やテーリ・テムリッツとのイエスタディズ・ヒーローズ (Yesterday's Heroes)、そしてソロによる現在の活動に至るまで、Hacoはアヴァンギャルド・ミュージック界の歌姫として君臨してきた。ヴォーカリストとして、そして作詞・作曲家として高く評価されてきた彼女だが、それにとどまることなく、Hacoはここ数年、新たな領域へと足を踏み入れ始めている。それはヴォーカルやポップなメロディとはまったく無縁な、日常を取り巻く環境音そのものに焦点を当てた作業である。そのひとつが毎年イヴェントを開催しているヴューマスターズ(現音採集観察学会)であり、そしてもうひとつが本アルバムにまとめられたステレオ・バグスコープ。ステレオ・バグスコープとは、パソコン、携帯電話、MDプレーヤー、無線ルータなどの電子機器内部における回路上の動作発振音を検出するシステムのこと。ふたつの誘導性マイクロフォン(ピックアップ)を手に持って動かしたり、これら機器の表面に当てたり浮かしたりすることによって、電気的に増幅された発振音を観察できる。通常は不可聴な微弱信号をあらわにすることで様々なイメージをリスナーにもたらすと共に、サウンドそのものがミニマル電子音響の音楽のようだ。

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IMPROVISED MUSIC from JAPAN EXTRA 2006

税抜価格 2,500 円 (税込 2,625 円)/A5/80ページ/CD2枚付き

ときにベルリン・リダクショニズムと呼ばれた一大潮流は、1990年代後半から2000年代前半のベルリン即興音楽シーンの象徴となり、他のヨーロッパ諸国、日本、米国と国外のシーンへも大きな影響を及ぼした。そのムーヴメントも一段落して、渦中にあったミュージシャンたちの新たな道程探しは既に始まっている。本増刊号は、ベルリンに住む12人のミュージシャンと1組のグループへのインタヴュー記事と、2枚のCDに収録した全18曲(総勢30名以上のミュージシャンが参加し、やはりほとんどがベルリンの住人)で構成。その多くは潮流に深く関わったが、そうでないミュージシャンも含まれる。インタヴューでは、各人の個人的な活動だけでなく、ベルリンのシーンについての意見に多くのスペースを割き、90年代後半以降のベルリン・シーンのダイナミズムを如実に浮かび上がらせる本音の話がそこかしこに顔を出す。インタヴューは2005年1月に中村としまるがベルリンを訪れおこなった(ただし、アネッタ・クレプスのみ2006年1〜4月に杉本拓がメールでインタヴュー)。一方、CDの人選は地元ミュージシャンで、ベルリン即興音楽の牽引役「ラボア・ゾノア」コンサート・シリーズの発足に関わったニコラス・ブスマンが担当。本号はひとつの時代を築いたベルリン・スタイルに敬意を表しつつ、現地ミュージシャン自身の言葉と演奏で、周辺ジャンルの音楽をも一部交えた今日のベルリン即興音楽事情を探る試み。CD2枚付き。全編日本語のみ。全80ページ。

インタヴュー:グレゴア・ホッツ/ニコラス・ブスマン/メアラ・ベネット/トーマス・アンカーシュミット/イグナツ・シック/ハネス・シュトローブル/ピュア/アネッタ・クレプス/アンドレア・ノイマン/キャラメル・エンプティーズ/アレッサンドロ・ボセッティ/ボリス・バルチュン/カイ・ファガシンスキー

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THESTALIN/STOP JAP NAKED
WC-055/2,625円(税込)

遠藤ミチロウ、メジャー・デビュー25周年記念企画第二弾!
THE STALINのメジャー・デビュー・アルバム「STOP JAP」の無修正版!
全曲レコ倫(レコード倫理委員会)から修正を余儀無くされた歌詞を、オリヂナル・マルチ・テープから完全復刻!本来の姿で蘇らせました!
「STOP JAP」は“頭のてっぺん狂いだし”、「玉ネギ畑」はヒステリック・ヴァージョン、「下水道のペテン師」は“肛門あたりがただれ落ちる”、「欲情」は“勃起したのは口でもない”、「負け犬」は“裁判官は狂い出す”などなど!
さらに、未発表スタジオ・テイク「YOU」(「MONEY」の原曲)、「ネバー・マインド・ザ・ボロッカス」の(「THE STALIN」の原曲)を追加収録!
付録に、当時配付された「STOP JAP」プレス・キットのミニチュアール復刻本を封入!
*ジャケット、ちとわかりづらいですが、黒丸に銀Sの箱付きです!

収録曲
01.ロマンチスト/02.STOP JAP/03.極楽トンボ/04.玉ネギ畑/05.ソーセージの目玉/06.下水道のペテン師/07.アレルギーα/08.欲情/09.MONEY/10.STOP GIRL/11.爆裂(バースト)ヘッド/12.MISER/13.負け犬/14.アレルギーβ/15.ワルシャワの幻想/16.LIGHT MY FIRE/17.NO FUN/18.YOU/19.ネバー・マインド・ザ・ボロッカス

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杉山晋太郎/ NEWTON'S OBLIGE
WC-056/
2,625円(税込)

86年にアルケミー・レコードより発表された、ザ・スターリン、非常階段、吉野大作&プロスティテュートなどのベーシストで知られる杉山晋太郎のソロ・アルバムの初CD化!ザ・スターリンを脱退して、86年より非常階段に参加していた頃に制作されたアルバム。じゃがたらなどで知られる中村貞裕との強靱なリズム・セクションに晋太郎のヴォーカルが聴けるA面(1〜4)、幽玄且つ重厚なインストゥルメンタルが聴けるB面(5〜7)、晋太郎自らのプロデュースによる意欲作。解説:渡辺正(フジヤマ)。ミニアチュール復刻ポスター&秘蔵イラスト入。

Bass,Guitar,Voice 杉山晋太郎
Drums,Percussions 中村貞裕
Piano 三柴江戸蔵
Guitar 林直人
Guitar S.Tomomori
Noise Work T.Mikawa
Recitation めぐろゆか
Manipurator 佐々木貴
Chorus 麻弥

Cooperator 石井聰亙 JOHN

収録曲:1.Lose one's sense/2.オレンジ/3.I.C's/4.睫(まつげ)/5.Newton's oblige/6.Qui vous I'a dit?/7.シーツ
*オリヂナルを基調に5と6をメドレーで1trackに収録したため、実質は全6trackになっています。

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ARAKI KENTA「MSX HURRICANE」
360°records/360R47/1,995円(税込)

いまやヴィンテージのMSX一台のみで音楽を作るなど世界でも類例のないアルバム『MSX TYPHOON』に続く、海外、日本のチップチューンファンからリクエストされていた新作『MSX HURRICANE』が登場!
ヴィンテージコンピュータMSXにしか出ない音は、凡百のエレクトロニカには出せないサウンド!音圧が違うのか!?いやアイディアもプログラムもデータロードも違います!
DeDe Mouseらとともに野外音楽イベントに出演したり、海外チップチューン勢やトイエレクトロニカ・アーティストたちとの共演多数ながら、MSX一台だけでライブアクトにのぞむ姿とその生MSXサウンドは誰とも比較できず。
チップチューン好き、ラップトップエレクトロニカに限界のリスナーは必聴!
未来の、ゲームミュージック!ルーツ・オブ・テクノ!!

こんばんは、kendiです。
さて、以前お伝えした音楽イベント「KAIBUTSU LIVES!」が間近に迫ってきましたので、あらためて皆様にお知らせします。
産業音楽から遠く離れて、体験としての、出来事としての音楽を実践してきた音楽家たちが一同に会した、期待のクインテットです。
自由に交感を重ねて信頼関係を築いてきた上に成り立つ、まさにインターナショナリズム。その名に恥じぬ集まりでありましょう。
このようなまたとない機会を用意してくれている仲間たちが、今後も素晴らしい試みを続けていけるよう、積極的に寄与すべしと切に思います。
表す者と受けとめる者が相互に支えあって、ものづくりの基礎が出来上がるのですから。

当舎でもチケット取扱っております。前売4000円です。直接店頭でお買い上げいただく他にも、プラス80円で郵送いたします。詳しくは、こちら

是非、現場でお会いしましょう。

下記の通り、オフノート主宰の神谷さんからのお知らせを転載します。

先日もご案内申し上げましたが、我がオフノート渾身の一大イベント『Inter Improvisation Music Festival 2007 -KAIBUTSU LIVES! 』開催がいよいよ目前に迫ってまいりました。重複いたしますがふたたび、ご案内させていただきます。先日のご案内の通り、只今、このイベントに全力を傾注しております。と申し上げますと、まさに今後の命運を賭けて、といった風情ですが然り、そしてさにあらず、です。無論、オフノートの逼迫した財政事情を鑑みれば“社運を賭けて”というより、“一切を擲って”といった暴挙とうつるにちがいありません。しかし、それだけではなく、オフノート創立以来13年間の結実、その思いをこのイベントにはこめております。と同時に、この国の音楽状況を未来に向かって拓いてゆくささやかな営みであり、その端緒と捉えているのです。13年間、苦楽を共にしながら仲間と共に培ってきた「オフノートの音楽」を世界に解き放つときはいましかない、と確信しております。ですから、これまでオフノートの音楽、わたしたちの音楽として、大きく下支えしてくださった皆様お一人おひとりに、この音楽を“未来の先物”としてお贈りしたいのです。かくゆう、わたし自身、当日の音楽がどのようなものになるのか、全く予想が不可能です。 ただひとつ申し上げられることは、この音楽を“自由の前触れ”として、いま・ここに・措きたいとおもいます。けして、レコードでは味わうことができないライブの醍醐味。記録ではなく記憶。五官のセンサーを総動員して受感される「音楽の全体」「豊穣な記憶」をお約束したいと思います。 オフノートのみならず、音楽の将来にぜひともお一人おひとりのお力添えを! 以下、ご案内させていただきます。

Inter Improvisation Music Festival 2007
KAIBUTSU LIVES!

十月。黄昏の国から音楽の怪物達がやってくる!
繰り広げられる白夜の饗宴。魑魅魍魎!跳梁跋扈!!

[東京]
10月1日月曜日
杉並公会堂小ホール
* JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅 北口 徒歩7分
東京都杉並区上荻1-23-15
TEL:03-3220-0401
http://www.suginamikoukaidou.com/
開場 19:00 開演 19:30

[甲府]
10月2日火曜日
甲府 桜座
* JR 甲府駅南口 徒歩約6分
山梨県甲府市中央1-1-7
TEL&FAX 055-233-2031  
MAIL kofu@sakuraza.jp
http://sakuraza.jp/
開場 19:00 開演 19:30

[名古屋]
10月3日水曜日
名古屋市千種文化小劇場 ちくさ座
* 地下鉄桜通線 吹上駅 7番出口 北へ徒歩3分
* 市バス 大久手 下車 徒歩すぐ
名古屋市千種区千種3-6-10
TEL 052-745-6235 FAX 052-745-6236
http://www.bunka758.or.jp/02shisetsu/02shisetsu_16.html
開場 19:00 開演 19:30

[京都]
10月4日木曜日
京都府京都文化博物館
* 地下鉄 烏丸御池駅 5番出口 三条通り東へ徒歩3分
* 阪急烏丸駅 16番出口 高倉通り北へ徒歩7分 
* 京阪 三条駅 6番出口 三条通りを西へ徒歩15分 
京都市中京区三条高倉 
TEL 075-222-0888 FAX 075-222-0889
MAIL office@bunpaku.or.jp 
http://www.bunpaku.or.jp/
開場 18:30 開演 19:00

【チケット料金】
前売 4.000円 当日 5.000円

【主催】
Inter Improvisation Music Festival(IMF)実行委員会

【お問い合わせ/チケット予約】
〈電話〉
東京 03-5660-6509(メディア・ルネッサンス)
03-5273-2821(メタカンパニー/土日定休) 
甲府 055-232-5908 (あまんじゃく/木曜定休) 
名古屋 090-1741-0552(臼井)
京都 090-6209-2696(琴塚)

〈メール〉
offnote@k5.dion.ne.jp
CBE09606@nifty.com

〈チケットご予約方法〉
苗売りチケットのご予約はお名前・ご住所・ご連絡先・ご希望数を上記
連絡先までメール・電話でお知らせください。ご確認次第、郵送いたします(送り人:メディア・ルネッサンス)。到着次第、同封の郵便振替用紙(送料・手数料当方負担)にてお支払いいただければ幸いです。※尚、一週間以内にお振込がご確認できない場
合、キャンセルとさせていただくこともありますがご了承ください。
チケットは全日共通券〈但し一公演のみ有効〉です。全席自由席です。当日、開場の一時間前に整理券を発行いたします。ご入場は整理券順とさせていただきます。

【助成】
国際交流基金
すぎなみ文化芸術活動助成基金助成事業

【演奏者プロフィール】

World Kaibutsu Quintet

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原田依幸 Yoriyuki Harada ピアノ
1948年島根県生まれ。1975年、梅津和時とニューヨークに乗り込み、ウィリアム・パーカーらロフト系ミュージシャンと競演。帰国後、伝説的なジャズオーケストラ「生活向上委員会大管弦楽団」結成。1980年、梅津とのデュオでドナウエッシンゲン音楽祭
出演、大絶賛を博す。その後、富樫雅彦、アンドリュー・シリル、トリスタン・ホンジンガー等と競演。現在は小山彰太、望月英明、時岡秀雄を擁する自身のグループで演奏しつつ、全国に100名近い参加者をもつ「大怪物団」を構想中。

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ルイス・モホロ Louis Moholo ドラムス
1940年南アフリカ・ケープタウン生まれ。ドラマー/パーカッショニスト。ケープタウンの白人黒人混成ジャズバンド「ブルーノーツ」のメンバーとして1964年にヨーロッパへ渡る。以後、アフリカのポリリズムとヨーロッパの洗練を融合した多彩なリズムで、英国ジャズ/ロックシーンに多大な影響を与える。セシル・テイラー、 スティーブ・レイシー、キース・ティペット、エルトン・ディーン、デレク・ベイリー、エバン・パーカー等と競演。2005年に南アフリカに帰郷。

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ヘンリー・グライムス Henry Grimes ベース
1935年アメリカ生まれ。ジュリアード音楽院で学んだ後、50年代半ばよりジャズ・シーンに参加。以来、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンク等のグループに参加するが、次第に当時台頭していたフリー・ジャズ・シーンに深く傾倒。アルバート・アイラーやアーチ・シェップ等と活動。1968年に西海岸に移住するが演奏活動を一旦休止。2000年に入り、ウィリアム・パーカー等の協力を得て音楽シーンに復帰。近年はニューヨーク即興シーンを中心に活動。マーク・リボーとのセッションも話題になった。

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トリスタン・ホンジンガー Tristan Honsinger チェロ
1949年アメリカ・ヴァーモント州生まれ。幼少時は主にバッハ等のクラシック教育を学んでいたが、20歳で即興シーンに出会い、深く傾倒。1974年に渡欧。デレク・ベイリーのカンパニーや、ICPオーケストラ、セシル・テイラーのグループ等に参加する。以来、欧州即興シーンにはなくてはならない存在となる。日本でも山下洋輔、浅川マキ等、数多くのミュージシャンとの交流でよく知られている。その演奏は視覚的にも印象的。現在オランダ在住。

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トビアス・ディーリアス Tobias Delius サックス、クラリネット
1964年、イギリス・オックスフォード生まれ。1984年にオランダに移住し、即興シーンに参加。ICPオーケストラでの活動でよく知られている。他にスティーブ・レイシー、ミシャ・メンゲルベク、ルイス・モホロ、ビル・フリゼール、スティーブ・ベレスフォード等多数の
ミュージシャンと競演。ICPレーベルから、トリスタン・ホンジンガー、ジョー・ウィリアムソン、ハン・ベニンクを擁する自身のカルテットのアルバムをリリース。
主にヨーロッパを中心に活躍する。現在ドイツ在住。

(小林ヤスタカ文案)

今後、このような機会を多くつくることは、一に皆様のご支援にかかっております。
本イベントの主催はオフノートに非ず、Inter Improvisation Music Festival(IMF)実行委員会。聞き慣れぬ名称。それもそのはず。今回、イベント初デビュー。商店主、呑みや女将、ライブハウススタッフ、学校教師、サラリーマン、フリーター、主婦etc、職種も性別も年齢もちがう混成軍、音楽における縦横断戦線。この全国の音楽で結ばれた同志・老若男女の寄り合い所帯の素人集団に、わたしはこの国の音楽の未来を賭けております。一波万波、この小さな試みが興行的に成功すれば、この国の音楽・文化状況もすこしは明るいものになるのではないか、と期待しているのです。どうぞ、皆様のお力添えを!いまこそ音楽の合力を!! と切に乞うものです。

…決意は変わりません。どうぞ、よろしくおねがいいたします。

2007年9月17日 

IMF事務局代行

EP-4/Lingua Franca-1

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発作的に、激しく更新。

最近、CD棚を買いましてね、CD増やしてるんですわ。

今までも取扱のあったレーベルを挙げていけば、オフノート・いぬん堂・モダーンミュージック・地底・リトルモア・G.K.PLANNING・天増福達まく・きなこたけ・チカルスタジオ・日本口琴協会・音楽センター・トランジスタ−・ビレッジプレス・音場舎・ROUGH MUSIC・吉田ハウス・赤いプロダクション・ECD・その他直接納品いただいた方々…結構たくさんあるじゃん!
で、最近はP-VINE、HEADZ、SHOWBOAT、PRE//SILENTNOISEとも取引が始まったし、さらに充実。
インディペンデントという点でいえば、雑誌『EATER』を取り扱っているテレグレフ・ファクトリーはとても重要。
80年代、レーベルの運営だけでなく、インディスクという自主流通機構もやっていたのを『ハードスタッフ』(発行=小西昌幸)で知り、感激。
今はインターネットやメールやP2Pがあるので簡単に情報の摂取やネットワークづくりができるが、繋がりの質と濃度は、葉書注文や切手支払やテープトレードが主流の時代とは比較にならないのではないか、と後発の世代は先入観を膨らませてしまうのだ。
自主流通の歴史をたどれば、先行者にウニタがあり、70年に当舎ができて、70年代後半には地方・小出版流通センター(ポット出版発行の『ず・ぼん』12号に掲載された川上賢一氏のインタビューは必見)や出版流通対策協議会(流対協)ができた。早稲田文献堂、四谷文鳥堂、ほかにもたくさんあったのだと思う。82年に神田ウニタが閉店し、今年書肆アクセスも閉店する。黒船アマゾンの登場で自主流通は潰えたのか?否!
関係ないのだ。やりたい奴が勝手にやるだけのこと。各種同人誌即売会、ブックカフェの興隆だったり元気なところはいくらだってある。

話は大きくそれたので修正。

さて、当舎のCDコーナーは、ドメスティックであることを基準に選んでいるわけで。
そして、最近の最大のトピックといえば、EP-4の『Lingua Franca-1』の再発!
EP-4は、80年代初頭に活動していた、佐藤薫を中心とする京都のバンド。
音の形容しがたさもさることながら、その活動はさまざまな“出来事”をきっかけに情況を構築してゆく、そんなバンドだったようだ。
詳しくはこちらをチェックしてもらうとして、このアルバムにまつわるエピソードをひとつ。
『Lingua Franca-1』のサブタイトルは「昭和大赦」となっているが、本来は「昭和崩御」だったのだ。
日本コロムビアからリリースされる予定だったのが、「昭和崩御」が「不敬」とのことでレコ倫にひっかかり(その「倫理」とは一体なんなのか)、「昭和大赦」に変更。
…と、そこで“出来事”は終わりではなく、オリジナルのジャケットとサブタイトルの30センチシングルを『Lingua Franca-X』として、ペヨトル工房から書籍扱いでリリース。
そういった“出来事”の延長線上に今回の再発があるわけだが、ジャケットは残念ながら「昭和大赦」。本当に残念。差し替えられるように一枚スリーブを入れておいてくれてもよかったのに。

ともあれ、待望の再発だったから、素直に嬉しい。
関連盤の『KYOTO NIGHT』もでたし。『KYOTO NIGHT』はEP-4や、EP-4の別ユニット「UNIT-4」の曲などが収録されたオムニバス。ていうか、タコも再発しないかな…「ないしょのエンペラーマジック」をP音なしで聴きたいYO!

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◆〈CD〉EP-4『リンガ・フランカ・1〜昭和大赦』
[2007年7月/¥2,300+115] (発売元=ウルトラ・ヴァイヴ)
京都NO WAVEの最重要ユニット EP-4唯一のアルバムが遂に復刻! 1983年リリース//曲目:ロボフッド・プロセス/ザ・フランプ・ジャンプ/シミラー/ココナッツ/ E・パワー/トーキン・トラッシュ/ブロークン・バイサクル/タイド・ゲージ

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◆〈CD〉『KYOTO NIGHT』
[2007年8月/¥2,300+115] (発売元=ウルトラ・ヴァイヴ)
EP-4のブッキング・オフィス「STACK ORIENTATION」にかかわるアーチストが集結したコンピレーション「KYOTO NIGHT」。古都の夜景に舞う9組の異能たちによる日本NO WAVE最期を飾った記念碑。初のCD化!オリジナル・リリース1987年

少女マンガ関連の書籍がラッシュ!
といっても少女マンガそのものを仕入れているわけではなく、文化研究もの。

まず、4月によるひるプロ(営業代行の傍ら阿佐ヶ谷でイベント系飲食店よるのひるねを運営する門田克彦さんの良書復刊プロジェクト)から、リカちゃん人形の元ネタとしても有名なマンガ家・牧美也子の「星座の女」シリーズ(このシリーズは『週刊 女性自身』に連載された作品をまとめたもの)の完結編として『口紅水仙』が発行され、恥ずかしながら数ヶ月遅れで入荷。
その直後、ほぼ同時にでたのが、『彷書月刊』の9月号(特集=マンガ少女の三十年代)と、故・米沢嘉博の『戦後少女マンガ史』の文庫版、同じく米沢の『手塚治虫マンガ論』。
米沢氏は漫画批評集団「迷宮」に参加し、75年からコミックマーケット開催に参加、その後コミックマーケット準備会第2代代表、有限会社コミケット取締役社長を務めた方。惜しくも、2006年肺癌で亡くなった。
彼の業績は、漫画批評だけにとどまらない。今後は、出版史および流通史からみたコミケ研究も必要と思われる。

さて、漫画といえば貸本、貸本といえば紙芝居…ということで、強引に繋ぎますが、今年は紙芝居スタディーズもアツい。
06年3月に発行された『貸本マンガリターンズ』にも紙芝居文化についての言及があり、印象に残っていたのだが、その後07年2月に出たのが『紙芝居がやってきた!』。
これはカラーの図版がとても多く、親しみやすい作り。著者は現在、戦中文化と国民動員に関する「紙芝居の戦争協力」を執筆中とのこと。
で、先日には『紙芝居と<不気味なもの>たちの近代』が出た。前掲書とリンク!
私的な文化としてのマンガ・集団的な風俗としての紙芝居、なんてフレーズも浮かんでくる。安易?
ともかく、『要チェックや!』

ちょっと多くなりますが、書誌情報を記します。

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◆口紅水仙
[2007年4月/A5/236頁/¥1,480+74] 《シリーズ 星座の女》 著=牧美也子 発行=よるひるプロ
1973〜74年、『女性自身』で連載され、全国のOL・主婦をとりこにした名作シリーズ完全復刻!//目次:[第一部]赤い失速/[第二部]いわし雲/[第三部]口紅水仙/[第三部]虹の波紋/[著者あとがき]「口紅水仙」によせて/[解説]女たちの「口紅水仙」(小野耕世)

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◇彷書月刊 263号  ──本好きの情報探求誌
[2007年8月/A5/96頁/¥700+35] 《第23巻9号》 特集=マンガ少女の三十年代 発=彷徨舎
目次:[インタビュー]新しいこと、変わらないこと 高橋真琴さんに聞く/昔、まぼろし(つげ忠男)/[インタビュー]出逢いのつむぐもの 牧美也子さんに聞く/貸本少女マンガにみる高橋真琴の存在(権藤晋)/少女マンガ創世記としての昭和三十年代(藤本由香里)/ほか

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◆戦後少女マンガ史
[2007年8月/文庫/393頁/¥880+44] 著=米沢嘉博 発行=筑摩書房
約30年にわたってコミックマーケットの代表をつとめ、2006年10月に急逝した著者の伝説のデビュー作。戦前からの少女文化の流れの簡単な解説も付し、1980年までの戦後少女マンガの全てを概観する唯一の通史。

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◆手塚治虫マンガ論
[2007年7月/B6/317頁/¥1,900+95] 著=米沢嘉博 発行=河出書房新社
目次:手塚治虫マンガ大史/手塚治虫マンガ小史/「新宝島」ショック!!/初期SF三部作/永遠に未完の「火の鳥」/手塚治虫の四十年と今/増殖をつづける「手塚の子」/「手塚治虫」その再生と死/原型としての手塚マンガ/名優ヒゲオヤジの軌跡/ほか

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◆COMIKET 30'S FILE 1975-2005
[2005年7月/B5/391頁/¥2,000+100] 編=コミックマーケット準備会 発=有限会社コミケット(発売=青林工藝舎)
コミックマーケット30周年記念資料集大成。 目次:資料で見るコミケットクロニクル/同人誌トピックス/代表インタビュー/サークル大アンケート調査報告/コミケット関連記事スクラップ/商業誌に使われたコミケ/サークル座談会/ 他

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◆貸本マンガ RETURNS
[2006年3月/A5/335頁/¥1,800+90] 編=貸本マンガ史研究会 発行=ポプラ社
水木しげる、つげ義春、さいとう・たかをなど著名な作家を輩出した現代マンガ文化の原点を、多数のビュジュアル、資料と共に紹介する貸本マンガ研究の決定版(オビより)//目次:貸本マンガの豊かな世界〜戦後の貸本業界と貸本マンガ/ヒーロー現る!〜時代劇マンガの世界/青春って何だ!?〜貸本マンガの終焉と青春マンガ/ほか

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◆紙芝居がやってきた!
[2007年2月/A5/135頁/¥1,500+75] 著=鈴木常勝 発行=河出書房新社
業界用語からその歴史まで、あの頃の紙芝居がまるごと1冊に詰まった、ファン必携、決定版!!(オビより)//目次:ハッチャメチャこそ紙芝居/紙芝居オールスター見参/疾風のおっちゃんと風小僧たち/物語の響宴/一場面の迫力/紙芝居屋の暮らし/絵元・塩崎夫妻の仕事/紙芝居の歴史と全体像/ほか

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◆紙芝居と〈不気味なもの〉たちの近代
[2007年8月/A5H/302頁/¥3,400+170] 《越境する近代 4》 著=姜竣 発行=青弓社
戦前には〈不気味なもの〉として警察によって都市から排除される一方で、教育現場に包摂された紙芝居。その歴史をふまえて紙芝居『墓場奇太郎』の怪奇譚としての一面を明らかにして、紙芝居とその時代に映る〈不気味なもの〉から幻想と異端の実相を逆照射する。(表紙より)


そして、グッピー書林から「トラッシュ漫画」が復刻!関連書『トルコ星座の男たち』もあわせてどうぞ。
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●スケバン貴族
[2007年8月/A5/134頁/¥1,000+50] 《飯島市朗傑作集 2》 著=飯島市朗 編/発=グッピー書林
長年の鍛錬の末にテレポーテーション・セックスに成功した男の末路を描く「テレポーション」、女性により開発された体のあらゆる部分を同時に満足させる快楽奉仕アニマル誕生エピソードを描く『性的人間」などなど…。激しい盛り上がりと意外な幕切れのアップダウンに息つく間もなく飯島ワールドを味わえる厳選6本の短編集。

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