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◆歩きながら問う ――研究空間<スユ+ノモ>の実践

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[2008年7月/四六判/285頁/¥2,200] 編訳=金友子 発行=インパクト出版会

ここは研究共同体であり、生活共同体だ。---韓国の研究空間<スユ+ノモ>を日本初紹介。 目次:「友情の教育」と「遊牧的知識」のためのエッセイ(高美淑)/帝国の時代か、帝国の黄昏か?---韓米FTAをめぐる状勢について(李珍景+高秉權)/マルクス主義とコミューン主義----コミューン主義はいかに思考するのか?(李珍景)/前衛組織ではなく---80年代の運動経験(高秉權)/研究アクティヴィズムのために(冨山一郎)/ ほか

◆出来事のポリティクス ――知-政治と新たな協働

image 出来事は、事故、リスク、社会現象として、国家や企業、マスメディアによって回収され、無力化されてきた---本書は、現代の資本主義と労働運動に起こった深い変容を描きだすとともに、不安定生活者による社会運動をつうじて、新たな労働論、コミュニケーション論を提唱している。著者は、1955年、イタリア生まれ。社会学者、哲学者。現在はパリで働きながら、非物質的労働、労働者の分裂、社会運動などについて研究を行なっている。フランスの政治思想誌『Multitudes』の創刊以来の編集委員でもあり、タルド研究者としても知られる。

[2008年6月/A5H/382頁/¥2,800+140] 著=マウリツィオ・ラッツァラート 訳=村澤真保呂・中倉智徳 本文組版・装幀=洛北出版編集 発行=洛北出版

目次:出来事と政治/集合的なものについての批判/コントロール社会における生と生体の概念/規律社会からコントロール社会へ/労働運動と規律社会/モナドとしての労働者、その自律と責任/金融界と表現機械/権威主義的発話と説得的発話/マジョリティの基準としての賃金労働者/マウリツィオ・ラッツァラートへのインタビュー/ ほか

◆VOL 03

image いま世界で何が起こっているのか?重苦しい日常生活から飛翔するように日々拡張を続ける文化的生産領域(アート)とそれをとりまく資本主義的経済社会の関係を、巷で氾濫/叛乱をはじめた思考や実践をとおして捉えなおす。

[2008年7月/B5変形/206頁/¥2,200+110] 特集=反資本主義/アート 編=萱野稔人、高祖岩三郎、酒井隆史、渋谷望、白石嘉治、田崎英明、平沢剛、松本潤一郎、松本麻理、矢部史郎、デヴィッド・グレーバー、ジム・フレミング 発行=以文社

目次:「コモン」の革命論に向けて(マイケル・ハート/聞き手=高祖岩三郎)/アートとアクティヴィズムのあいだ――あるいは新しい抵抗運動の領野について(高祖岩三郎)/前衛主義のたそがれ(デヴィッド・グレーバー/訳=栗原康)/踊る身体とコミュニティ──オーストラリアのラディカル・クィアとインドネシアの波紋(徳永理彩)/洞爺湖サミットへの熱いメッセージ――「幻想の絶頂」をことほぐのか(辺見庸)/ハイリゲンダムで勝ったような気がしたことがなぜ重要なのかについての覚え書き(ベン・トロット/訳=西村あさみ)/ ほか

●「VOL」zine 05

image ジョン・ホロウェイ(John Holloway)はダブリン生まれ。エジンバラ大学で政治学を教えていたが、93年にメキシコに渡りサパティスタ運動に出会い、多くのインスピレーションを得る。また、現在に至るまでブエブラ自治大学で教鞭をとっている。専門は国家理論。主著の『Change The World Without Taking Power : The Meaning Of Revolution Today』(Pluto,2002)は、世界10カ国で翻訳され、大きな反響を受けている。本誌で訳出されたテキストは、リスボンでなされたスピーチの原稿であり、主著の内容のエッセンスとでもいうべきものになっている。2008年6月に東京で開催される対抗G8国際フォーラムにもゲストとして参加予定。その詳細は、http://www.counterg8forum.org/で。

[2008年6月/A5/8頁/¥150] 特集=Holloway issue 著=ジョン・ホロウェイ 訳=渋谷望 発行=「VOL」編集委員会

目次:1968年と抽象的労働の危機

●季報 唯物論研究 104

image あの『季報 唯物論研究』がアニメ批評の特集!文化批評(アニメを含む)を俯瞰すれば、俗流ポストモダン思想に依拠した陳腐な印象批評や感想文があふれている今日、唯物論的観点から考察した本書の意義は大きい。

[2008年5月/A5/240頁/¥1,200] 特集=アニメ批評のエクソダス 責任編集=倉橋克禎・塩沢由典 編/発=季報『唯物論研究』刊行会

目次:山本寛インタビュー アニメ批評家はまだ生まれていない(聞き手=倉橋克禎・大久保ゆう)/ナチュラリストと<漫画映画>の時代---動物をめぐるトランスナショナルな想像力(清水知子)/僕と君と美しきセカイ---アニメ主題歌批評試論(高山博)/現代社会を反映するアニメ---“00”年代に求められる《自己変革-教育》(山本貴之)/巻末 アニメ批評地図 まっすぐな語りはどこにあるのか/[小説]合唱の森---1950年代記(松本弘也)/[論文]憲法九条を活かす「無防備地域宣言」運動(石崎恵二)/ ほか

◆イタリア現代思想への招待

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[2008年6月/四六判/229頁/¥1,500+75] 《講談社選書メチエ 416》 著=岡田 温司 発行=講談社

アガンベン、エーコ、ネグリ、カッチャーリ---いまなぜ、イタリア思想の重要性に注目が集まるのか。哲学、美学、政治学、社会学、宗教学、女性学など幅広い分野での彼らの刺激的な仕事を、明快な筆致で紹介する。目次:イタリア現代思想の見取り図/「帝国」と「ヨーロッパ」をめぐって――カッチャーリとその思想/キリスト教の/への問い/アイステーシスの潜勢力

●「VOL」zine 04

image ◆ マウリツィオ・ラッツァラートは、1955年、イタリア生まれの社会学者、哲学者。現在はパリで働きながら、非物質的労働、労働者の分裂、社会運動などについて研究を行なっている。アントニオ・ネグリやヤン・ムーリエ=ブータンらとともに、フランスの政治思想誌『マルチチュード』の創刊以来の編集委員でもある。非常勤芸能従事者や不安定生活者などによる連携組織の活動にも参加している。邦訳書『出来事のポリティクス』(村澤真保呂・中倉智徳訳、洛北出版、2008年6月下旬に書店にて発売予定)。来日する著者を招いたイベントの情報はhttp://www.arsvi.com/2000/080621.htmでどうぞ。

[2008年6月/A5/8頁/¥150] 特集=Lazzarato issue 著=マウリツィオ・ラッツァラート 訳=村澤真保呂・中倉智徳 発行=「VOL」編集委員会

目次:表現とコミュニケーションの対立

◆無能力批評 ――労働と生存のエチカ

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[2008年5月/四六判/351頁/¥2,200+110] 著=杉田俊介 発行=大月書店

当事者によるフリーター論として評価を受けた『フリーターにとって「自由」とは何か』の著者の第二作。目次:フリーターリブのために/誰に赤木智弘をひっぱたけるのか?/ウーマンリブ、遭遇/一九七〇年代前半神奈川青い芝と無能力のメルティングポイント/ALS・自然死・家族介護/「男性弱者」と内なるモテ幻想/ ほか

◆パルチザンの理論 ――政治的なものの概念についての中間所見

image 10年以上を経て、名著『パルチザンの理論』が復刊。20世紀の戦争を特徴づける「絶対的な敵」殲滅の思想の端緒を、レーニン・毛沢東らのパルチザン戦争という形態のなかに見出した、シュミット政治学の白眉。妥協なき「テロ」との闘い=反テロ全体主義の時代に、あらためて読みなおされるべき一冊。また、最も現代的かつオルタナティブな「パルチザン」闘争として、1994年1月1日(北米自由貿易協定(NAFTA)発効日)の、メキシコ合衆国・チアパス州におけるサパティスタ民族解放軍(EZLN)の武装蜂起があげられます。『もう、たくさんだ!---メキシコ先住民蜂起の記録 1』(著=サパティスタ民族解放軍、編訳=太田昌国・小林致広、発行=現代企画室)は、サパティスタ民族解放軍のコミュニケが収録されており、蜂起にいたる歴史と背景もつかむことが出来ます。是非、併読をお勧めします。

[1995年10月/文庫/242頁/¥1,000+50] 《ちくま学芸文庫》 著=カール・シュミット 訳=新田邦夫 発行=筑摩書房 ※復刊/2刷

目次:この論文の出発点---一八〇八年から一八一三年まで/パルチザンという言葉と概念/国際法の状態への展望/クラウゼヴィッツからレーニンへ/レーニンから毛沢東へ/毛沢東からラウル・サランへ/空間局面/技術的局面/合法性と正統性/現実の敵から絶対的な敵へ/ ほか

●マルキシズム&ラディカリズム レビュー 29-30合併号

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[2008年4月/B5/70頁/¥700] 特集=政治-軍事の大理論をふりかえる クラウゼヴィッツ、レーニン、グラムシ 編=Marxism & Radicalism研究会(MR研) 発行=MR研究会運営委員会

目次:現代思想としての『戦争論』(西谷修)/クレウゼヴィッツと『戦争論』(山崎カヲル)/レーニンにおける「革命の現実性」(白井聡)/レーニン党組織論講義(前田浩志)/グラムシ『獄中ノート』におけるヘーゲル「法」哲学の変奏(中村勝己)/グラムシ政治論の地平(藤岡寛巳)/ ほk

◆ロベスピエール/毛沢東 ――革命とテロル

image 革命にとって「恐怖」とは何か。悪名高き革命家たちの「革命的政治」が挑発的な思想へと組み替えられてゆく。既刊の文庫化ではなく、独自の編集に寄る文庫オリジナル、詳細は訳者あとがきを一読されたい。

[2008年5月/文庫/326頁/¥1,200+60] 《河出文庫 シ 6-1》 著=スラヴォイ・ジジェク 訳=長原豊/松本潤一郎 発行=河出書房新社

文庫オリジナル。 目次:I 毛沢東---無秩序のマルクス主義的君主/II バティウ---世界の論理/III ロベスピエール---恐怖という「神的暴力」/IV バートルビー(1.グローバル金融の竹篦返し---《スター・ウォーズ》IIIの陥穽/2.しないことが好き---バートルビーの政治)/V 非常事態/ ほか

◆いまなぜ精神分析なのか ――抑うつ社会のなかで

image こころをモノとして扱う抑うつ社会の中で薬物療法が全盛をほこっている。“精神分析なんか、いらない?”この疑問に真正面から答え、こころの治療のありかたをうったえる。 著者は、著名な精神分析家/精神分析史家であると同時に、現在、パリ第7大学 歴史学研究指導講師/「国際精神医学史・精神分析史学会」会長もつとめている。邦訳に『ジャック・ラカン伝』(河出書房新社)、『来るべき世界のために』(ジャック・デリダとの共著、岩波書店)。

[2008年5月/四六判/268頁/¥2,400+120] 著=エリザベート・ルディネスコ 訳=信友建志・笹田恭司 本文組版・装幀=洛北出版編集 発行=洛北出版

精神分析100年の歴史をふりかえりながら、いま精神分析になにができるのか、その歴史的使命の確認と新たな臨床の創造を訴える。 目次:主体の敗北/ココロはモノではない/行動主義的人間/アメリカにおけるフロイトの死/フランスの科学主義/科学と精神分析/悲劇的人間/普遍、差異、排除/精神分析制度批判/ ほか

◆ディオニュソスの労働 ――国家形態批判

image 本書は、『Antonio Negri & Michael Hardt, Labor of Dionysus : A Critique of the State-Form,』(Minneapolis, University of Minnesota Press, 1994)の全訳で、アントニオ・ネグリの革命運動・社会運動にかかわる主著の一つ。共和制の問題、社会的賃金の問題、国家の枠組みを超克する「構成的権力」の諸問題、「マルチチュード」「非物質的労働」など、『<帝国>』をはじめとする以降の著書で展開されることになる基本的な問題設定・論点がすでに提示されており、それらを準備した草稿群といっても差し支えないだろう。

[2008年4月/A5H/465頁/¥5,800+290] 著=アントニオ・ネグリ/マイケル・ハート 訳=長原豊/崎山政毅/酒井隆史 発行=人文書院

目次:序--ディオニュソス/批判としてのコミュニズム/ケインズと国家の資本主義的理論/憲法における労働/コミュニズムの国家論/国家と公共支出/ポストモダン法と市民社会の消滅/構成的権力の潜勢力

●「VOL」zine 01

image 理論/芸術/運動をラディカルに組み替える理論誌として発刊された「VOL」も2号を数え、そして先日、「VOL」zine 01 -anti G8 movement issue-が刊行されました。その小冊子は、本来、アントニオ・ネグリの来日を「歓待」すべく準備されていたものですが、その来日が果たされなかった経緯は、主催者声明やマスコミ報道や各媒体による情報ですでにご存知かと思います。しかし、「VOL」zine 01はそのような状況を感応して、一層自律的に流通していきます。その形態も、少ページかつ簡易な印刷・製本で、フットワークの軽さが感じられます。弊舎を含む幾つかの小売店の外でも様々な形で手にすることができるはず。

[2008年3月/A5/16頁/¥200] 特集=anti G8 movement issue 発行=「VOL」編集委員会

目次:G8対抗運動--新たなる世界政体との闘争(平沢剛・高祖岩三郎)/運動から社会へ(マッシモ・デ・アンジェリス 訳=酒井隆史・後藤愛由美)

◆ポストフォーディズムの資本主義 ――社会科学と「ヒューマン・ネイチャー」

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[2008年2月/四六判/238頁/¥2,500+125] 著=パオロ・ヴィルノ 訳=柱本元彦 発行=人文書院

1.「人間的自然」をめぐるチョムスキーとフーコーの討論/2.本能の貧困な動物/3.現代の資本主義;差異と反復/4.宗教と生物学的不変項/5.結論:社会科学の自然化のために/鏡ニューロン、言語的否定、相互認知/いわゆる「悪」と国家批判/

◆眠られぬ労働者たち ――新しきサンディカの思考

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[2008年2月/四六判/230頁/¥1,900+95] 著=入江 公康 発=青土社

目次:犬が野良犬になるについての労働の、あるいは戦争の役割/第二組合・スト破り・フレキシビリティ 裏切りの系譜学/ダンボールでみる夢/階級的罹災論 都市と第三世界と“ラディカルな”マルサス主義/一九四九年、反革命攻勢/鎌とハンマーと、そして言語と ポストフォーディズムにおける〈道具〉的理性/疚しさ〉の有無 能動的ニヒリズムの現在/ほか

◆コミュニタリアン・マルクス  ――資本主義批判の方向転換

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[2008年2月/四六判/263頁/¥2,500+125] 著=青木孝平 発行=社会評論社

目次:現代資本主義の批判は可能か?/歴史理論による資本主義批判/規範理論による資本主義批判/資本主義批判の方向転換/規範理論的「批判」のメタ批判/コミュニタリアン・マルクス /可能なる資本主義批判/コミュニズムVS.コミュニタリアニズム論争/ほか