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[2021年2月/四六判/400頁/¥3,600+360] |
目次:
はじめに
第I章 過去と未来の間で
1 NAM発起人、柄谷行人
2 NAMの組織機構
3 NAM解散時の批判への応答
4 どういう形でNAM総括をすすめるか
第II章 運動への模索と『批評空間』
1 批評空間シンポジウムからアソシエ21関西設立集会まで
2 スペースAKの創設と組織問題の原型
3 NAM結成へ
第III章 NAM結成
1 どうNAMを構築するのか
2 センター評議会の発足
3 2000年12月23日第二回全国集会まで
4 第二回全国集会とセンター事務局の東京への移転
第IV章 NAM生成
1 高瀬幸途事務局長時代
2 株式会社批評空間の設立--NAMのプロジェクトのひな型
第V章 市民通貨Q
1 Qとは何か?
2 QとNAM
3 Q‐hiveの組織論的問題
第VI章 くじ引きによる代表選出
1 第四回NAM全国集会
2 NAMの改革
3 Q会費、QでNAM内「労働」をどう評価していくか
第VII章 解散
1 私のスタンス
2 筆者吉永の経験
3 NAM解散の時系列
4 NAM解散直後
5 プロジェクトとNAMとの関係性
第VIII章 未完の抜本改革
1 抜本的改革委員会
2 NAMの理念の具体的な方向性
3 NAMメディア
第IX章 NAM再考
1 問題の所在
2 階層系
3 関心系とプロジェクト
4 地域系
5 事務局
補論 『トランスクリティーク』、その実践への転形
1 『トランスクリティーク』および実践理性の困難
2 もともと理解できないものとしての定言命法
3 マクベス
4 カントとサド
5 実践主体への生成
おわりに
NAM関連年表