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[2020年2月/A5/341頁/¥3,000+300] 
著=松沢哲成 
発行=インパクト出版会

目次:
はじめに 
首都圏の寄せ場-歴史的変遷の概要
1 一九世紀後半頃から二〇世紀初頭頃の山谷
2 第一次大戦後から昭和恐慌を経た頃
3 日帝敗戦以降-首都圏の寄せ場の戦後史

第1章 敗戦前後における日本社会の変容と持続
1 被治者の精神態度
2 敗戦前後の石炭不足と労務動員
結びに代えて

第2章 戦後日本史論の試み?闘いが胎むもの、押し潰す力、そして〈ロームシャ〉から見る戦後史
1 労務供給制度の「民主化」、労基法、職業安定法、同規則の制定
2 戦後寄せ場の成立とゼネコンの甦生、重層的下請制度の確立へ
3 いわゆるニコヨン中心の職安闘争-その意義と限界

第3章 日帝敗戦以降の日雇労働者と寄せ場
1 占領体制を支えたもの
一 依然猛威を振るう労働力調達の官僚=機構
二 下支えとしての運輸機構-国鉄と日通を中心に

2 戦後初期における寄せ場の形成
一 寄り場と寄せ場-その違いについて
二 初期寄せ場の相貌
三 結論に代えて

第4章 朝鮮戦争と日本-〈ロームシャ〉の立場から視た朝鮮戦争に対する日本の軍事的関与
1 「進駐軍労務」
2 朝鮮戦争への直接参加-旧海軍・軍人主体の機雷掃海作業
3 朝鮮戦争時の「労務」

第5章 貨物輸送と臨時労働者?季節出稼ぎと路上手配・日雇労働への照射
1 日通における″“ 本工” 的作業員」の特徴
2 各店所の諸例-日通における「臨時」「日雇」「組夫」
3 農林漁家季節出稼者について
終わりに

第6章 「冷戦」体制下の〈日本本土〉と〈沖縄〉
1 巨大独占土建資本の形成
2 沖縄の基地網と米帝の極東戦略
3 沖縄・奄美住民、離農に追いやられるも、日雇労働者として奮起

松沢哲成の歴史眼
「オーラル・ヒストリーの先駆け」から | 伊藤一彦
「アジア主義は検討に値する」を提唱 | 藤田 進
編集後記 | 中西昭雄