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[2019年11月/四六H/400頁/¥4,500+450] 
著=アーロン・S・モーア 
監訳=塚原 東吾 
発行=人文書院

目次:
序説 帝国日本の技術的想像力
技術超大国としての日本
近代日本における科学技術概念を再考する
技術と日本型ファシズム
日本の技術的想像力
技術と日本帝国主義
本書の射程

第一章 生活を革新する技術

知的側面からみた技術の位置づけ
技術論の淵源
日本における技術論
実践的技術論-技術を社会そして生活に溶け込ませる
理論と政策-近代化と動員のための政治技術
偉大なる東亜の技術的経済
映画の文化技術
結論-戦後の相川の活動と、彼の思想が暗示するもの

第二章 アジア発展のための技術
社会の管理者としての技術者
20世紀初頭日本における技術者と技術者地位向上政策
ソースタイン・ヴェブレンと日本技術者運動の知的背景
技術者と技術文化の形成
帝国のための技術者-「総合技術」のはじまり
テクノクラシーを目指して-「技術の立場」に基づく計画化
技術を通じて主体を変革する
日中戦争と総合技術の制度化
技術と東亜新秩序への中国の統合
技術者と興亜院の結成
アジア開発と戦時態勢-北部中国における産業五か年計画
結論-帝国主義的ナショナリズムとしての技術

第三章 大陸を建設する

戦時中の満州国と中国における技術
「総合技術」の制度化-南満州における遼河治水計画
「アジアを開発する」-日本人技師たちの中国進出
都市の技術的想像力-「汎アジア」的北京を事例として
ダムと総合的地域計画の進展
結論-総合技術という亡霊

第四章 帝国をダム化する
水力発電と総合技術
日窒帝国と朝鮮工業化の基礎としてのダム
河川を合理化する
ダムを計画し設計する
大自然との相撲-ダム建設と河川管理
「東亜建設」への異論-ダム建設の社会経済的な効果
土地の買収と住民の移動における植民地権力
労働者を動員し規律化する
結論-技術の力を自然化する

第五章 社会機構を設計する

革新官僚の技術的なヴィジョン
創造的エンジニアと経済技術
東アジアの新秩序を設計する
国民生活組織と日本国民の創造的エネルギー
社会機構を「人間らしく」する
汎アジアナショナリズム
「東アジアの経済構築」に向けて
結論-技術、ファシズム、そして権力

終章 戦後日本におけるテクノ・ファシズムおよびテクノ帝国主義

解説 藤原辰史+塚原東吾