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[2019年7月/四六判/320頁/¥2,200+176] 
著=綿野 恵太 
発行=平凡社

目次:
まえがき みんなが差別を批判できる時代-アイデンティティからシティズンシップへ

第一章 ポリティカル・コレクトネスの由来
PCという言葉はどこから来たのか
多民族国家アメリカの危機-ブルームとシュレージンガー
トランプを予言したローティ-リベラルは復活できるか
リベラル・デモクラシーの危機-似て非なる二つの政治
PCという汚名をそのまま肯定すること

第二章 日本のポリコレ批判

日本のポリコレ批判-内田樹『ためらいの倫理学』
シティズンシップの不在-加藤典洋『敗戦後論』と歴史主体論争
シティズンシップとアイデンティティの対立-『帝国の慰安婦』をめぐって
人民の不在-吉本隆明と加藤典洋の差異

第三章 ハラスメントの論理
ハラスメント-ポルノとヘイト規制の論理
「ポリティカル・コレクトネス」はブルジョワ道徳である

第四章 道徳としての差別
道徳としての「現代的レイシズム」
人間という差別的動物-認知バイアスについて
アイデンティティ・ポリティクスとエビデンス主義の結託

第五章 合理的な差別と統治功利主義
フェイクニュースと黙説法
差別的な言説はしばしば合理的である
差別は差異を根拠とするか
統治功利主義の台頭

第六章 差別は意図的なものか
グローバル資本主義のモラル
ポリコレはなぜうっとうしいのか
応報主義と帰結主義
言語にできる残されたこと

第七章 天皇制の道徳について
立憲君主制としての天皇制
京大天皇事件と皇后美智子
君主制と民主主義のパラドクス
リベラル・デモクラシーの象徴

あとがき
 ポリティカル・コレクトネスの汚名を肯定すること、ふたたび