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[2018年12月/四六判/304頁/¥2,500+200] 
著=大塚 英志 
発行=平凡社

目次:
序章 「翼賛一家」というまんががあった
角川メディアミックスの起源として

第1章 メディアミックスする大政翼賛会
新日本漫画協会が「版権」を「献納」
召し上げられた「版権」
翼賛会に協力金
企画スタートまで10日間
古川ロッパの動員
「翼賛一家」は失敗だったのか
ユビキタスなメディアミックス
一元的統帥
村山知義のメディアミックス
メディアミックスの実験工房
戦後編集者はプロパガンダ技術者だった

第2章 「町内」という世界
世界観としての「町内」と「隣組」
「隣組」は伝統ではない
都市政策としての「隣組」
「翼賛一家」としての隣組
「翼賛一家」の隣りの記事は
刷新される戦時下の「日常」
「隣組」に何故「垣根」がないか
「隣組」と岡本一平
「翼賛一家」と「サザエさん」「山田くん」の日常

第3章 創作する「素人」たち
「投稿する人」の誕生
近衛新体制による「協同」
「素人演劇」における「協同」の実践
「翼賛一家」と素人演劇
「厚生運動」としての演劇や歌唱
岸田國士と素人演劇運動
素人参加のための方法論
翼賛一家を人形劇で
翼賛人形劇の展開
三冊のマニュアルを読み解く
翼賛会宣伝部による「人形劇叢書」

第4章 隣組からニコニコ共栄圏へ
八紘一宇に広がる「翼賛一家」
台湾で活躍する大和家
台湾で、まんが「翼賛一家」が始まる
台湾での「皇民化」運動
数少ない台湾での「動員」の実例
「ニコニコ運動」で感情の一体化
「ニコニコ」と死ぬ

第5章 手塚治虫は「翼賛一家」を描いたのか
いくつかの証言
手塚版「翼賛一家」の可能性
「勝利の日まで」に隠されたキャラクター
『勝利の日まで』という二つの映画
まんがによる「文化映画」をつくる
日常に浸透する「文化映画」
戦時下の芸術論の立ち位置
手塚治虫がまんがで試みたもの

[付論]文化工作とメディアミックス
1 「漫画を描く読者」の成立 | 鈴木麻記
2 一九三〇年代中国漫画のメディアミックス | 徐園
3 可東みの助の運命 | 大塚英志

あとがき